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オスカー5部門候補「レディ・バード」、青春感あふれる特報公開

2018年2月22日 10:00

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日本公開は6月
日本公開は6月
(C) 2017 InterActiveCorp Films, LLC./Merie Wallace, courtesy of A24

[映画.com ニュース]第90回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞・助演女優賞・脚本賞の5部門にノミネートを果たした「レディ・バード」の特報が、公開された。

20センチュリー・ウーマン」や「フランシス・ハ」(共同脚本も担当)の女優グレタ・ガーウィグの初単独監督・脚本作。舞台は、米カリフォルニア州サクラメント。閉塞感あふれる片田舎に暮らすカトリック系女子高生のクリスティン(シアーシャ・ローナン)は、自分のことを“レディ・バード”と呼んでいる17歳。映画は、高校生活最後の年を迎えたクリスティンが、自分の将来について悩む姿をユーモアたっぷりに描く。これまでに各国映画賞で83受賞・190候補(2月21日現在。IMDbより)をたたき出し、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では99%(2月21日時点)を記録している。

予告編は、クリスティンが車を運転する母親マリオン(ローリー・メトカーフ)の隣で「カリフォルニアはイヤ。都会の大学に行く!」と言い放ち、母親が「地元の大学にして」と説き伏せようとするや否や、助手席のドアを開けて飛び降りるという衝撃的なシーンから始まる。クリスティンが、「君の名前で僕を呼んで」(4月27日公開)のティモシー・シャラメと「スリー・ビルボード」のルーカス・ヘッジズ扮する若者と戯れる様子も描かれ、クリスティンの恋の行方にも期待が膨らむところだ。映像は、マリオンがクリスティンに「ママは信じてる、いつか“最高のあなた”になれると」と温かく語りかけるシーンで幕を閉じ、親子のドラマの側面も感じさせる。

つぐない」「ブルックリン」など落ち着いた役柄が多かったローナンが、トレードマークのブロンドヘアを赤く染め、これまでのイメージとは大きく異なる猪突猛進(ちょとつもうしん)型のヒロインになりきっている。

レディ・バード」は、6月に全国公開。

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