稲垣吾郎主演!「半世界」で阪本順治監督と初タッグ 長谷川博己&池脇千鶴&渋川清彦が共演
2018年2月22日 15:30
映画は、阪本監督がオリジナル脚本で描くヒューマンドラマ。39歳の男3人の視点を通して、「人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるか」という葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を紡ぐ。
山中で備長炭を製炭し生計を立てている紘(稲垣)は、突然故郷に帰って来た元自衛官の瑛介(長谷川)に「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と、深慮もなく父から継いだ仕事に驚かれ、同級生の光彦(渋川)には妻・初乃(池脇)に任せきりの息子への無関心を指摘される。やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をする。
稲垣は、「昔から阪本監督作品の大ファンでしたのでとても嬉しく光栄に思います。男3人でこの世代というのはテレビドラマでもなく、最近見たことのない映画になるのではないでしょうか。僕自身、男同士の作品があまりなく、こういった設定の山の男役でとても新鮮です」とコメントを寄せている。
初乃役の池脇は、「登場する男性たちは、プライドを持ち守るものがあり、ときに傷つき一生懸命で武骨で美しく、人間らしい描かれ方をしている物語です」「紘という人は煤だらけの中年男性で、稲垣さんがどんな風に演じられるかが楽しみです」と稲垣との共演に期待を込めた。
一方、稲垣とともに男の物語を紡いでいく長谷川と渋川は、「阪本監督とご一緒できることを今から凄く楽しみにしています。監督は大変こだわりのある方だと思いますので、どう料理されるのか。監督のこだわりにどっぷり浸かってどう変化するのか。楽しみたいと思います」(長谷川)、「率直に僕の好きなお話でした。阪本監督の作品に出るのは念願でした、大変嬉しいです」(渋川)と、阪本監督とのタッグに歓喜している。