綾瀬はるか&坂口健太郎が会いたい“映画人”は「マット・デイモン」「ナウシカ」
2018年1月18日 23:10

[映画.com ニュース] 綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演するラブストーリー「今夜、ロマンス劇場で」のジャパンプレミアが1月18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、綾瀬と坂口をはじめ、本田翼、中尾明慶、石橋杏奈、メガホンをとった武内英樹監督が出席した。
本作は、映画監督を夢見る青年・健司(坂口)と、モノクロ映画のなかから現れたお姫様・美雪(綾瀬)のせつない恋を紡ぐ物語。レッドカーペットイベントで約150人のファンと交流した綾瀬らは、作品のイメージカラーである青と白のサイリウムを手にした観客が待つ舞台挨拶へ登壇した。“王女感”を意識して美雪の人物像を構築していった綾瀬について、坂口は「美しかったです!」とニッコリ。「クランクインした時、既に綾瀬さんが劇中の衣装を着ていらっしゃったんですけど、その瞬間から美雪姫として存在していたんです。僕も健司としてお芝居がやりやすかったですね」と絶賛していた。
この日は「スクリーンの中からお姫さまが飛び出してくる」という設定にちなみ「映画やテレビを見ていて、画面から誰かが出てくるとしたら会いたい人は?」という質問が投げかけられた。中尾が、以前から役者として尊敬している「デンゼル・ワシントンです」と告白すると、石橋は「オードリー・ヘプバーンさん」と回答。さらに「今回の作品は、綾瀬さんがオードリー・ヘプバーンさんのようなんです」と話し「私は事務所のオーディションでこの業界に入ったんですけど、綾瀬さんが写っているポスターを見て応募したんです。だからこそ、この場に立てていることが感無量です」と綾瀬との意外なつながりを明かしていた。
「アニメーションなんですけど、僕はナウシカ(「風の谷のナウシカ」)が大好きなんです」と坂口が語ると、本田も同じくアニメ作品から「ピカチュウ」と答えた。最後に問われた綾瀬は開口一番「皆さんの意見を総評しますと…」と“天然発言”で場内を沸かせた後「『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモン、トトロ(『となりのトトロ』)、それにスパイダーマン! 結構あります(笑)」とまくし立てた。さらに「それと杏奈ちゃんが仰っていたようにオードリー・ヘプバーンさん。(本作のために)出演作を見直したので、あの美しい姿を生で見てみたい」と思いの丈を述べていた。
締めの挨拶では、「今ここに立っているキャスト、そしてスタッフの方々と、すごく丁寧に美雪と健司の純粋な愛をつくってきたつもりです。色んな方に宣伝していただいて、少しでも多くの方に『今夜、ロマンス劇場で』が届くといいなと思います」と坂口。一方、綾瀬は「美雪と健司には“互いに触れられない”という設定があるんですが、“触れることができる”ということが当たり前のことじゃないんだなと感じて、色んなことに感謝ができる作品になってます。見終わった後、優しくて温かい気持ちになれるはずです」とメッセージを送っていた。
「今夜、ロマンス劇場で」は、2月10日から全国で公開。
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