井浦新、石原さとみの食事シーンを絶賛「いたく感動した」
2018年1月9日 20:00

[映画.com ニュース] 石原さとみ主演の連続ドラマ「アンナチュラル」の制作発表が1月9日、東京・スペースFS汐留で行われ、石原と共演の井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊、脚本を務めた野木亜紀子氏、演出を手掛けた塚原あゆ子氏が会見した。
ドラマは、死因究明のスペシャリストたちが、不自然死(アンナチュラル・デス)の謎を解いていく法医学ミステリー。法医解剖医の三澄ミコトが、日本に新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で仲間たちとともにメスを握る姿を1話完結で描く。
主人公のミコトを演じた石原は、第1話について「台本で読んだときにグッと来たセリフが、そのまま映像でもグッと来た。脚本の野木さんの書いた心がちゃんと役者さんに伝わって、スタッフさんに伝わって、それがお届けできているのが嬉しいなと思いました」とニッコリ。「スピード感があってテンポが速くて、展開が何度もあって、物語として本当に面白い。ドラマ好き、ミステリー好きな人は喜んでもらえるだろうなと思った。緻密です」と仕上がりに胸を張った。
態度も口も悪い法医解剖医・中堂系役の井浦は、「ミコトが食べ物をもくもくと食べる姿が、ドラマ全体のテーマでもある、生きるということを表している。そこにいたく感動した。さとみさんが、余計なことをせずもくもくと食べているというのが生々しくて、リアルに生きるということが食べ方からものすごく伝わってくる素晴らしい食べ方をしています」と石原の食事シーンを絶賛。石原は照れ笑いしながらも、「最初のトップシーンが納豆巻きから天丼に変わりました。かき込む感じ、大口を開ける感じがよかった」と、塚原氏の食事シーンへのこだわりを明かした。
また、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本も担当した野木氏は、石原の印象を「実際にお会いするとかなりさばけた、くだけたところのある方」と語り、「そういうところをもっと魅力的に見せられるのではと思い、今回はサバッとしたキャラクターで描かせていただいた」とキャラクターに石原の性格を反映させたことを告白。さらに、「すごく情感豊かに演じてくださっていて、元々の台本より厚みのあるキャラクターにしていただいた」と感謝を述べた。
この言葉に感激した様子の石原は、「本読みでクールにやったら、『違います。もっと穏やかな人なんです。石原さんのままでいいんです』って言われて(笑)。自分のニュートラルな部分を大切にしてやらせていただきました」と役作りのポイントを語っていた。
「アンナチュラル」は、1月12日から毎週金曜午後10時放送。
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