故ハリー・ディーン・スタントンさん最後の主演作「ラッキー」18年3月公開決定
2017年12月29日 09:00

[映画.com ニュース] 2017年9月に死去した俳優ハリー・ディーン・スタントンさんの最後の主演作「ラッキー」が、2018年3月17日から全国順次公開されることが決定。スタントンさんの代表作「パリ、テキサス」にオマージュを捧げたポスタービジュアルが公開された。
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」「ファーゴ」などの名バイプレイヤーとして知られジョン・キャロル・リンチの初監督作。90歳の無神論者がはじめて「死」と向き合う姿を通し、すべての者に訪れる人生の終わりについて描いた。劇中に登場するエピソードはスタントンさんの体験に基づいており、現実主義で一匹狼、少し偏屈な主人公ラッキーはスタントンさんに当て書きされている。
90歳の無神論者ラッキーは、今日もひとり暮らしのアパートで目を覚まし、コーヒーを飲み、タバコをふかす。いつものバーでいつものカクテルを飲み、なじみの客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされ、「死」について考え始める。子どもの頃に怖かった暗闇、去っていったペットの亀、戦禍の中ほほえんだ日本人の少女。小さな町の人々の交流の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。
「ワイルド・アット・ハート」や「ツイン・ピークス」などでスタントンさんとコラボしたデビッド・リンチ監督が、ラッキーの友人役で出演、長年の友人同士らしいやりとりを見ることができるという。その他、ロン・リビングストン、エド・ベグリー・Jr.、トム・スケリットらが共演する。
「ラッキー」は、2018年3月17日から東京・新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国で順次公開。
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