シガニー・ウィーバーが狂気の天才女医を怪演!「レディ・ガイ」本編映像披露
2017年12月15日 20:00
[映画.com ニュース] 「ストリート・オブ・ファイヤー」「48時間」などで知られるウォルター・ヒル監督の新作「レディ・ガイ」の本編映像が、このほど披露された。「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバー演じる狂気の天才女医が、自身の価値観を淡々と述べる模様を収めている。
凄腕の殺し屋フランク・キッチンは、銃撃戦によって意識を失った後、見知らぬベッドの上で目が覚める。全身に巻かれた包帯を取り去り、鏡を見たフランクは、自分の姿がまぎれもなく女性になっていることに驚がくする。正体不明の女性医師によって性転換手術を強行されており、しかもそれは“復讐”であるという。大切なものを奪われたフランクもまた、自身を女に改造した者への復讐を開始する。
今回の映像は、フランクを改造したDr.レイチェル・ジェーン(ウィーバー)が、医師としてのこれまでを告白する緊迫の場面だ。両腕を拘束されたまま、「いつも私のありようが、能力のない人々の反感を買う。誰よりも最高の腕をもつ私は嫌われていた」と、まるで他人事のように淡々と身の上を語るレイチェル。大学ではトップの成績であり、病院では常に最高の外科医だったが、周囲のねたみや嫉妬を嫌い一匹狼になった。そして違法に性別適合手術を行い、その収入を未研究分野開拓の費用に充てるようになったという。なぜレイチェルはフランクに狙いをつけたのか、真の目的は何なのか、謎は深まる一方だ。
“戦うヒロイン”としてのイメージが強いウィーバー。近年はクセのある役どころでも実力を発揮しており、マーベルとNetflix共同製作オリジナルドラマ「Marvel ザ・ディフェンダーズ」では冷酷な悪役、J・A・バヨナ監督作「怪物はささやく」では底意地の悪い祖母役を好演している。