レディ・ガイ
劇場公開日 2018年1月6日
解説
「ストリート・オブ・ファイヤー」「48時間」などで知られるウォルター・ヒル監督が、性転換手術で男から女にさせられた殺し屋の戦いを描くアクション映画。「ワイルド・スピード」シリーズのミシェル・ロドリゲスが主人公フランク役を演じるほか、フランクを女に変えた女性医師役で「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーが出演。銃撃戦によって意識を失った凄腕の殺し屋フランク・キッチンは、見知らぬベッドの上で目が覚める。全身に巻かれた包帯を取り去り、鏡を見たフランクは、自分の姿がまぎれもない女に変貌していたことに驚愕する。フランクは正体不明の女性医師によって性転換手術を強行されており、しかも、それが医師のフランクへの復讐を意味しているという。大切なものを奪われたフランクもまた、自身の姿を男から女に変えた者への復讐を開始する。
2016年製作/96分/R15+/アメリカ
原題:The Assignment
配給:ギャガ・プラス
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『ストリート・オブ・ファイヤー』の、という枕詞だけで80年代育ちに郷愁と興奮をよみがえらせるウォルター・ヒル監督。その功績を讃えるだけで何文字あっても足りないが、老いて発表した新作はご本人が「まじめなテーマとかない」と言い切るジェンダーレスアクションだった。
荒くれ女番長ミシェル・ロドリゲスが凄腕のヒットマン(男)役。ところがある女医の逆鱗に触れて復讐のために女性の身体に整形されてしまうという荒唐無稽なアイデア。ジョン・ウーの『フェイス/オフ』のジェンダー版みたいなものか。
とはいえ先に書いたようにヒル御大はあくまでも「奇想天外なアクション映画」のために考えた設定で、内容が内容だけにかなりの低予算映画でもある。それでいてトーンはやたらと真面目なのが不思議だが、ロドリゲス姐さん/兄さんは大マジで役に挑んでいて、ああ、なんでも全力って美しいなあと目を細めてしまう愛らしい珍品なのである。
2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ミシェルの体当たりフルヌードが凄い‼️
シガニーの圧倒的存在感👏
ウォルター・ヒル、健在👍🎬
2022年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
手術によって男から女にさせられてしまった殺し屋の戦いの物語。
この時点でトンデモ作品確定でしょうが、何故かシガニーウィーバーが出演している謎。
またミシェルロドリゲスが主役なのですが、惜しげもなく裸を晒しています。
でもこれって結構キモなんでしょう、裸に対して無防備といううか雑なところが元男って感じでした。
それと流石ウォルターヒルって感じで、何だかんだ構成がうまかった印象でしたよ。
何というか、かなりメチャクチャな設定を真面目に作ってみたB級作品て感じでした。
2022年4月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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・医者のカウンセリングシーンと主人公のシーンが順番に描かれているのだけれど、それぞれが対して盛り上がりもせず緊迫もせず先が気になりもしない。
・セリフが多く状況説明や背景までセリフで済ませているので聞いてるだけのシーンが多い。
・割とシリアスな雰囲気なのにコメディ映画みたいな場面転換の演出
・主人公の性転換前がそもそも女性が特殊メイクで男に扮しているのが丸わかりであり、男であると示す為の裸体シーンはCG、特殊メイクで誤魔化しているが、普段のシーンは髭は整えないのに手は綺麗で指も細く、顔も小さくて無骨な男にしては身体は華奢。性転換されて絶望しているのを見ても「いや、元から女だろ。」とツッコミたくなる。違う役者を使うべきだと感じた。
・性転換されたことによるそれまでの暮らし方や戦い方の違いなどがあまり描かれないのでただ性別が変わっただけ(正直上記のように特になんも変わってない)のでただ女の殺し屋が強いっていう映画を見ている感覚。
・元々男だと分かっている相手に色仕掛けされたところで引っ掛かるのか?
・役者は凄く頑張っていたと思う。特に元男を演じるのは大変だろうし、こういう話なら脱ぐシーンは必須だろうけど演じきったと思う。
・主人公が犬を飼ったり、裏切った彼女を殺さなかったり、最後医者を殺さなかったのは女になって感覚が変わってきていることの示唆?
医者を殺すと自分の身体も維持できない可能性も考えてだろうか?
・時間が短いのでサクッと観れる点はgood
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