「あの花」脚本・岡田麿里の初監督アニメに石見舞菜香、入野自由、杉田智和ら豪華声優陣！

2017年7月6日の第一報以来、沈黙を貫いてきた今作がついにベールを脱いだ。主人公は、10代半ばで外見の成長が止まり、数100年の寿命を持つことから“別れの一族”と呼ばれるイオルフ族の民・マキア。人里離れた土地で静かに暮らすイオルフの民だったが、長寿の血を求めるメザーテ軍が襲来すると、その日常は突如として終わりを告げる。

絶望と混乱のさなか、命からがら逃げ出したマキアだが、仲間も、帰る場所も失ってしまった。暗い森をさまよい、呼び寄せられるようにひとりぼっちの赤ん坊・エリアルを発見する。2人は行動をともにするようになるが、少女のままのマキアと、成長していくエリアルの間には時の流れの隔たりがあった……。“ひとりぼっち”と“ひとりぼっち”が出会った、かけがえのない時間をめぐる物語が紡がれる。

「クジラの子らは砂上に歌う」などで注目を集める大型新人・石見がマキア、「おそ松さん」の入野がエリアルに生命を吹き込む。そして「銀魂」の杉田がイゾル役を務めるほか、「あの花」の茅野愛衣がイオルフ随一の美女レイリア、「進撃の巨人」の梶裕貴がマキアが思いを寄せるクリム、「ソードアート・オンライン」シリーズの沢城みゆきがラシーヌ、「この世界の片隅に」の細谷佳正がラング、「美少女戦士セーラームーンCrystal」の佐藤利奈がミド、「けいおん！」の日笠陽子がディタ、「3月のライオン」の久野美咲がメドメル、「ONE PIECE」などの平田広明がバロウを演じる。

さらに主題化には、rionosによる楽曲「ウィアートル」が起用。予告はファンタジックな世界観が映し出され、穏やかな音楽と声優陣のボイスオーバーが映像をいっそう情緒的に彩っている。またポスターは、「愛して、よかった。」というコピーとともに、マキアの膝に頭を預けるエリアルの様子を切り取った。

「さよならの朝に約束の花をかざろう」は、P.A.WORKSがアニメ制作を担当し、2018年2月24日に公開される。