堺雅人、“妻”高畑充希への愛が止まらず!「手を握りたかった」
2017年11月8日 13:00

[映画.com ニュース] 山崎貴監督の最新作「DESTINY 鎌倉ものがたり」の完成披露会見が11月7日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、山崎監督をはじめ、主演の堺雅人、ヒロインを演じた高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒が出席した。
原作は「三丁目の夕日」で知られる西岸良平氏が第38回日本漫画家協会賞大賞を受賞し、累計発行部数950万部を突破した人気漫画。“人ならざる者”がはびこる神奈川・鎌倉で、鉄道模型やプラモデル、骨董蒐集など多くの趣味を持つミステリー作家・一色正和(堺)と嫁いできた妻・亜紀子(高畑)が、数々の怪事件に直面していく。山崎監督は「これまでの日本映画ではやってこなかったことを、本作では挑戦してみたかったんです。昔から夢だったファンタジーの世界観をつくれましたし、こんなに素晴らしいキャストの皆さんと一緒に撮影ができて、すごく楽しい経験でした」と思いの丈を述べていた。
山崎組初参加となった堺が「奇想天外な冒険ファンタジーではあるんですが、基本となっているのが夫婦の関係性。その小さな関係性を描いている部分が素敵だなと思いました」と言葉を紡ぐと、同じく初タッグを組んだ高畑は「山崎監督の作品は何本も映画館で見ていました。超大作を撮る方だと思っていたので、まさか呼んでもらえるとは思っていませんでした」と喜びをかみしめた。一方、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「海賊とよばれた男」にも参加していた堤は、「誰かに断られて最終的に回ってきたのかなと思いました(笑)」と冗談を飛ばしながらも、「山崎組はどんな形でも参加したいと思える。もっと出たかったな~」と胸中を吐露していた。
司会者から「理想の夫婦とは?」と問われた堺は、撮影後にも高畑と“夫婦の絆”が存在していたというエピソードを披露した。「今回、試写を高畑さん、僕、堤さんの並びで見たんです。作品を見ている最中、思わず高畑さんの手を握りたくなった瞬間があった。隣で一緒に見てくれていることが嬉しくなったんです。堤さんがいなかったら握っていたかもしれない(笑)。ふとした瞬間に隣に握れる手があるということは非常に素晴らしいと思う」と告白した。その言葉を受けた高畑は「握ってくれたらよかったのに(笑)」と赤面し、場内の笑いを誘っていた。
「(本作のキーとなる)黄泉の国に行けるとしたら会いたい人はいますか?」という質問が飛び出すと、「会いたくない人の方が少ないかも。会えなくなった人には全員会ってみたいです」と堺が答えると、高畑は「亡くなってしまったペットの犬と猫を可愛がりたいですね」としみじみ。そして「この作品のように黄泉の国に行って帰ってこれるのだとしたら、経験がないので親父と酒を飲みたいですね」と堤が話すと、安藤は「両家のご先祖様をいっぱい集めて宴会を開きたい」とユニークな提案をした。「(映画の)上映会とかしたいですよね。あとは『この世代の子は、この子は似てるね』と話したり」と宴会の詳細を説明すると、堺は「それいいな!」と声を弾ませていた。
「DESTINY 鎌倉ものがたり」は、12月9日から全国で公開。
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