草刈正雄、日本のポアロに!「オリエント急行殺人事件」吹き替え声優に
2017年11月2日 05:00
[映画.com ニュース] 「マイティ・ソー」「シンデレラ」の監督を手がけたケネス・ブラナーが製作・監督・主演を務め、アガサ・クリスティの人気小説の再映画化に挑む「オリエント急行殺人事件」の日本語吹き替え版に、草刈正雄が声優として参加することがわかった。主人公の名探偵エルキュール・ポアロを担当する。
トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、ギャングで富豪のラチェット(ジョニー・デップ)が殺害された事件のてん末を描く。ブラナー、デップに加え、ウィレム・デフォー、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ジョシュ・ギャッド、ペネロペ・クルスといった豪華キャストが結集した。
吹き替え声優のオファー受けた際の心境を「すごい豪華キャストですし、その中でもポアロの声ということで『えー!』と思いました。うれしかったですね」と振り返った草刈。アフレコ収録を前に「不安だらけですよ。(ポアロは)よくしゃべってるでしょ(笑)。日本語でついていけるかなってちょっと不安ですね。台本を読んでみたんですが、演じている俳優さんたちは感情が豊かなので、声だけで感情を表現することは楽しみです。(ポアロ役の)ケネス・ブラナーさんは、本当にスタイリッシュですよね。僕が、どこまで素敵なお芝居に声をつけられるか楽しみです」と明かした。
今回の発表に際し、草刈はポアロに扮し、箱根ラリック美術館が所蔵・展示しているオリエント急行のサロンカーを訪れたという。「こうやって扮装して、ましてや使っていた車両に乗っていると、その気になっちゃうんですよ、すぐ(笑)。ポアロになっちゃってるんですよ。ちょっとこれ、大人しい髭(ひげ)でしたけどね。ケネス(・ブラナー)さんみたいに大きいのも楽しみにしていたんですけど、こういう髭で落ち着きました(笑)」と茶目っ気たっぷりに語った。
「オリエント急行殺人事件」は、12月8日から全国公開。
PR
©2025 Disney and its related entities