「散歩する侵略者」スピンオフ「予兆」、ファンの声を受けて劇場公開決定!
2017年10月6日 10:00

[映画.com ニュース] 劇団イキウメの人気舞台を長澤まさみと松田龍平の共演で映画化した「散歩する侵略者」(公開中)のスピンオフドラマで、夏帆、染谷将太、東出昌大が顔をそろえた「予兆 散歩する侵略者」の劇場公開が決定した。東京・新宿ピカデリーほか全国で2週間限定ロードショーされる。
人間から「概念」を奪い、地球侵略をもくろむ謎の存在に翻ろうされる人々を描いた本作。「散歩する侵略者」に続き黒沢清監督がメガホンをとり、「リング」シリーズで知られる高橋洋が脚本を手がけた。劇場公開にあたっては、黒沢監督の強いこだわりでドルビーデジタル5.1に音響をアップグレード。全5話を、140分の物語として上映する。
黒沢監督は、「ほぼ3人だけのキャストで、侵略の予兆というテーマに挑みました。ごく身近な人間が、家庭や職場が、世界全体がゆっくりと確実に変ぼうしていきます。やがて誰もいなくなった街の中で、夏帆さん演じる主人公は何と直面し、どのような決意を持って先に進んでいくのでしょうか。壮大で身の毛のよだつ出来事が、可能な限りリアルに描写されています。ただし、これはあくまで映画です。ここで描かれていることが現実化しないことを望みます」と不穏さが感じられるコメントを寄せている。
対する高橋も、「黒沢監督と組むのは久々だけど、2人が出会えば、怖い映画を作ろうってことになるのです。ただ怖いことが起こる映画じゃないんです。2人が目指しているのは、観客が見てゆくうちに、え、これヤバい……って気づくような怖さです。前川(知大)さんの原作には『SF/ボディ・スナッチャー』の“替え玉妄想”に匹敵するようなヤバいアイデアがありました。だから『侵略SF恐怖映画』が生まれるのは必然なんです」と本作に流れる恐怖について、手ごたえを語っている。
「予兆 散歩する侵略者 劇場版」は、新宿ピカデリー、大阪・ナンバパークスシネマ、名古屋ミッドランドスクエアシネマ、札幌シネマフロンティアで11月11日から全国公開(2週間限定を予定)。
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