トム・クルーズ、敏腕パイロットからCIA兼運び屋に転身!「バリー・シール」本編映像公開
2017年10月3日 14:00

[映画.com ニュース] トム・クルーズが、麻薬密輸で莫大な財産を手にした実在のCIAエージェントを演じたクライムアクション「バリー・シール アメリカをはめた男」の本編映像が、公開された。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のクルーズとダグ・リーマン監督が再タッグを組んだクライムアクション。天才的な操縦技術を持つ民間航空会社のパイロット、バリー・シール(クルーズ)のもとに、CIAのエージェントがスカウトに現れる。極秘作戦の偵察機パイロットに転身したバリーは、作戦の過程で麻薬王パブロ・エスコバルらと接触。“運び屋”としても才覚を発揮し始め、ホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な密輸ビジネスで巨万の富を築いていく。
映像では、CIAエージェントのシェイファー(ドーナル・グリーソン)にスカウトされたシールが、任務用の最新航空機を見て興奮をあらわにするさまが描かれている。刺激のない毎日に退屈していたシールは、隠しカメラ付きの機体や「友人、家族にも秘密だ」というシェイファーの言葉に興味をそそられ、任務を引き受けることに。激戦地に単機で乗り込み、ゲリラを盗撮するという命がけの生活に足を踏み入れていく。
クルーズは、「バリーは僕たちがこの先決して経験することがないような非常にユニークな時代を生きた男だ。彼の人生は驚きに満ちていて、とにかく信じがたい」と、シールが歩んだ波乱の人生への驚きを語る。
一方、「アバウト・タイム 愛おしい時間について」や「エクス・マキナ」で知られるグリーソンは、「バリーは危機一髪で難を逃れるような危険な現場や状況が大好きな性格なんだ。シェイファーはまさにそのような危険と隣り合わせの人生をバリーに提示する。だからこそ、2人の関係は良好でしかない。だが、バリーがシェイファーのために動かなければシェイファーは自分の身が危なくなる。互いに有益な関係なんだが、極端な結果を呼ぶ。どちらにも転ぶ可能性があるからこそ、この2人の関係性が面白いんだ」と運命共同体といえるシールとシェイファーのスリリングな関係について言及している。
「バリー・シール アメリカをはめた男」は、「21オーバー 最初の二日酔い」のサラ・ライト、「バトルシップ」「ブラック・スキャンダル」のジェシー・プレモンスらが脇を固める。10月21日から全国公開。
(C)Universal Pictures
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