吉永小百合、堺雅人、篠原涼子、佐藤浩市ら結集「北の桜守」予告編完成!
2017年10月3日 12:00

[映画.com ニュース] 吉永小百合が主演する滝田洋二郎監督作「北の桜守」の予告編が、このほど完成した。本作が120本目の出演作となる吉永をはじめ、共演の堺雅人、篠原涼子、佐藤浩市、阿部寛、笑福亭鶴瓶、岸部一徳ら豪華キャストの出演シーンを切り取っている。
「おくりびと」で米アカデミー賞外国語映画賞を戴冠した名匠・滝田監督がメガホンをとった今作は、北海道を舞台にした「北の零年」(04)、「北のカナリアたち」(12)に続く“北の三部作”の最終章。戦中から戦後にかけて北の大地で懸命に生きた親子の約30年にわたる軌跡を描く。
1945年、ソ連軍の侵攻によって樺太を追われた日本人女性・江蓮てつ(吉永)は、息子2人を連れ北海道の網走にたどりつく。時は経ち71年、行方知れずの夫を1人で待っていたてつは、アメリカで成功をおさめた次男・修二郎(堺)と再会。札幌で同居することになるが、年老いたてつは戦禍のPTSDに悩まされた末、修二郎の前から姿を消してしまう。
予告編は、PTSDを抱えるてつが「母さんのことは今日限り忘れるの」と胸中を吐露する場面、修二郎が「どんなに貧乏だったか。あの人は、そんななか、俺だけを守ってくれた」と母への思いを告白するシーンなど、親子の葛藤と絆を描き出す。終盤には、修二郎の叫び声とともに、「衝撃の結末」という文字が浮かび上がり、親子に待ち受ける壮絶な運命を予感させる。
なお、演劇界の鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、てつの心情を象徴的に表現する舞台パートの演出を務めている。「北の桜守」は、2018年3月10日から公開。
(C)2018「北の桜守」製作委員会
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ