東京国際映画祭で新海誠監督オールナイト上映!ジャック・マイヨールのドキュメンタリーも
2017年9月19日 15:00
[映画.com ニュース] 第30回東京国際映画祭(10月25日~11月3日)で、新海誠監督作品を一挙上映するオールナイトイベント「WOWOW映画工房300回&『君の名は。』初放送記念 新海誠オールナイト in 東京国際映画祭」が行われることが決定した。10月28日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催される。
一大ブームを巻き起こした新海監督の長編アニメ「君の名は。」(2016)がテレビ初放送(WOWOWで11月4日放送)されることを記念して行われる本イベントは、「君の名は。」をはじめ、初長編「雲のむこう、約束の場所」(04)、オリジナル長編アニメ「星を追う子ども」(11)、今もなお熱狂的な人気を誇る「秒速5センチメートル」(07)、靴職人を目指す高校生と年上の女性の恋を描いた「言の葉の庭」(13)の全5作品を上映する。
また本イベントでは、斎藤工と板谷由夏によるWOWOWの映画情報番組「映画工房」の放送300回を記念し、斎藤、板谷、映画解説者・中井圭が出演する公開収録とトークショーも実施。同番組では、放送300回記念プロジェクトとして、NPO法人「World Theater Project」が取り組んでいる企画「世界の子どもたちに届けるクレイアニメの制作」を支援しており、本イベントでは同企画から誕生したクレイアニメ「映画の妖精 フィルとムー」(秦俊子監督)も世界初公開される。
さらに同映画祭の特別招待作品として、リュック・ベッソン監督作「グラン・ブルー」の題材となったダイバー、ジャック・マイヨールの生涯に迫るドキュメンタリー「ドルフィン・マン」が、アジアンプレミア上映されることが決定。同作は、「グラン・ブルー」出演のジャン=マルク・バールがナレーターとして参加している。また本編上映後には、ヘッドマウントディスプレイを装着することで水深100メートルの世界を擬似体験できる6分間のVR映像作品「ドルフィン・マンVR」のスクリーニングも行われる。なお開催日時と会場は後日発表される。
このほか、WOWOWとGYAOによる新番組「僕声(ぼくこえ)」の製作決定を記念したトークイベントが、10月28日に六本木ヒルズアリーナで行われることも明らかになった。同番組は、人気声優が出演しドラマやコントなど多様な映像表現に挑む異色のバラエティ。イベントは参加無料で、番組に出演する声優陣が登壇するトークショーなど予定している。
第30回東京国際映画祭は、10月25日~11月3日に六本木ヒルズほか各所で開催される。
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