吉高由里子、木村拓哉×二宮和也「検察側の罪人」ヒロイン!松重豊、山崎努、大倉孝二らも共闘
2017年7月24日 05:00
[映画.com ニュース] 木村拓哉と二宮和也が初共演を果たす原田眞人監督の最新作「検察側の罪人」で、人気女優・吉高由里子がヒロインを務めていることが明らかになった。また、松重豊、平岳大、八嶋智人、大倉孝二、山崎努ら実力派俳優が脇を固めていることも発表された。
雫井脩介氏の代表作のひとつに挙げられる「検察側の罪人」は、東京地検刑事部に配属された若手検事・沖野啓一郎(二宮)が、有能で人望も厚いエリート検事・最上毅(木村)と同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励むが、ある殺人事件をめぐり考え方がすれ違っていく--。「時効」「冤罪」「法律」というキーワードを軸に、正義とは何かを本編で問いかけていくなかで、最上は時効が成立した過去の事件で被疑者となった松倉重生を執拗に追い詰めていくが、沖野は最上の捜査に次第に疑問を持ち始め、ついに互いの正義を賭した戦いへと発展していく。
吉高が演じるのは、木村と二宮が繰り広げる「正義」をめぐる闘いの行方を左右する検察事務官の橘沙穂。原田組は初参加となるだけに、「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にして、たくさん吸収できたらなと思います」と意欲をみなぎらせている。さらに、自らの役どころについて「幼い頃のある出来事がきっかけで検察事務官になるというすごく信念のある強い女性像です。初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います。木村さん、二宮さん、そして共演者の方々、スタッフの皆さんと一緒にチームワーク良く撮影に挑めたらなと思います」と話している。
闇社会のブローカー・諏訪部利成に扮する松重は、「思えば高校時代、福岡中洲の映画館に新進気鋭の映画監督の作品『さらば映画の友よ、インディアンサマー』を見に行きました。まさか40年近く経って、その監督の作品に出ることになるとは驚きです」と原田監督とのタッグに思いを馳せる。そして、「木村くんも二宮くんも、以前ガップリ組ませて頂いたことがあります。今回はどちらも全く違った関係性なので、どんなことになるやら、乙女のようにワクワクしています」と胸中を告白。また、人権派の大物弁護士・白川雄馬に息吹を注ぐのは、原田組の常連で、日本を代表する俳優である山崎だ。「面白い役を頂戴しました。原田監督という傑出した才能のもとに木村くん、二宮くんとご一緒できるのが本当に楽しみです」と短いながらも、胸の高鳴りを感じさせるコメントを寄せた。
凶悪な殺人事件の容疑者・弓岡役の大倉は、「みっともなく見えるようにやれればと思います。原田組に声をかけて頂けるとは、想像もしていませんでした。あまり気が大きい方ではありませんが、委縮せずに出来ればと」と心境を吐露している。そして、「木村さんとは以前に二度共演させてもらっています。ご迷惑をおかけしないよう、気を引き締めなければと思っています」と意欲新た。なお、平は最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野、八嶋は沖野とともに検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島を演じるほか、矢島健一、音尾琢真(TEAM NACS)、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜も出演している。
東宝の佐藤善宏プロデューサーは、「監督の目指すフィルムノワールの世界に相応しい役者陣に参加していただけました。物語の登場人物たちが曲者ぞろいの中で、最高に適材適所なキャスティングができたこと、映画の神様に感謝しています」と手ごたえを感じている様子だ。
7月12日に撮入した「検察側の罪人」は、9月上旬にオールアップを予定。2018年に全国で公開される。
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