ガイ・リッチー監督の実写版「アラジン」、主要キャスト3人が決定
2017年7月19日 11:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニー・スタジオが、ミュージカル映画として実写化する新作「アラジン(原題)」の主要キャストをD23 EXPOで発表した。
アラジン役にはエジプト出身でカナダ育ちの新人メナ・マスード、王女ジャスミン役には新作「パワーレンジャー」にも出演している英歌手・女優のナオミ・スコットが抜てきされた。また、4月に出演交渉中と伝えられていたウィル・スミスが、ランプの魔人ジーニー役に正式決定した。
米ハリウッド・レポーターによれば、主人公アラジン役には世界各国から約2000人以上がオーディションを受け、一時はデブ・パテル(「スラムドッグ$ミリオネア」「LION ライオン 25年目のただいま」)やリズ・アーメッド(「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」)の名が浮上していたが、無名のマスナードが大役を射止めた。
本作は、往年のディズニーアニメーション「アラジン」(1992)を、「シャーロック・ホームズ」シリーズ、「コードネームU.N.C.L.E.」のガイ・リッチー監督のメガホンで実写化するもの。脚本は、「チャーリーとチョコレート工場」や「ビッグ・フィッシュ」を手がけたジョン・オーガストが執筆している。
ジョン・マスカー監督のオリジナル版は、「アラビアン・ナイト」の物語をもとに、魔法のランプを手に入れた貧しい青年アラジンが、王女ジャスミンと恋に落ちたことから始まる冒険を描いた。ランプの魔人ジーニーの声は故ロビン・ウィリアムズさんが務め、大好評を博した。1992年の北米年間興行収入第1位に輝き、第65回アカデミー賞では作曲賞(アラン・メンケン)、主題歌賞(「A WHOLE NEW WORLD 」)を受賞している。
新作「アラジン」は、8月に英ロンドンでクランクイン。

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