草刈民代“汚しメイク”に挑戦!初音映莉子&高良健吾主演「月と雷」で体当たり演技
2017年4月25日 05:00

[映画.com ニュース] 初音映莉子と高良健吾が主演する映画「月と雷」に、草刈民代、藤井武美、黒田大輔、市川由衣、村上淳、木場勝己が共演していることがわかった。草刈は昼間から酒を飲み、タバコをふかす荒んだ女性を体当たりで演じており、役づくりのために“汚しメイク”を施している。
大ヒットを記録した映画「八日目の蝉」「紙の月」などの原作者・角田光代氏による同名小説を、「海を感じる時」の安藤尋監督のメガホンで映画化。幼少期に母が家出し、普通の家庭を知らぬまま大人になった泰子(初音)の前に突然、亡き父の愛人の息子・智(高良)が現れ、大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な生活が、たちどころに変わっていく姿を描く。
夫・周防正行監督作品以外の映画は初出演となる草刈が、智の母・直子に扮する。世話をしてくれる男性を見つけては、各地を流転する自由奔放な女性という役どころで、「運命に抗わない人。台本を読んで、直感的に感じた直子の印象です。直子はいわゆるダメな人です。『この役、なぜ私に?』と思いました」と振り返る。それでも、「安藤監督とお話をさせていただき、『できる? やってみよう、やってみたい!』と気持ちが動き出しました」と明かし、「今までにお見せしたことのない私の姿が、直子として皆様の目に映れば幸いです」とコメントを寄せている。
(C)角田光代/中央公論新社 (C)2017「月と雷」製作委員会一方の安藤監督は、「草刈さんと初めての顔合わせで『なぜ、直子役に私を選んだのですか?』と問われて、僕の中で、直子は『パリ、テキサス』のハリー・ディーン・スタントンです。彼のように風景を背負って、スクリーンのなかを歩ける女優は草刈さんだけです! と緊張マックスで答えました」と語る。そのうえで「意味不明な答えに、笑顔で頷いてくれた草刈さんが素敵でした。やっぱり直子はこの人しかいないと確信しました」と話している。
また、「桐島、部活やめるってよ」「悪の教典」の藤井は泰子の異父妹・亜里砂、「恋人たち」の黒田は泰子の婚約者・信太郎、「海を感じる時」の市川は泰子の友人・吉村、「新宿スワン」などの村上は泰子の父、「3年B組金八先生」シリーズの千田喜朗校長役で知られる木場は直子と暮らす初老の男性・岡本をそれぞれ演じている。「月と雷」は、10月7日から東京・テアトル新宿ほか全国順次公開。
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