月と雷

劇場公開日:

月と雷

解説

直木賞作家・角田光代の同名小説を「海を感じる時」の安藤尋監督のメガホンで映画化。子どもの頃に母が家出したため、普通の家庭を知らぬまま大人になった泰子。スーパーのレジ打ちの仕事をしながら、家と仕事場を往復する毎日を過ごしていた。婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らす日々は、大きな喜びこそないが小さな不幸もない、穏やかな生活だ。泰子のそんな静かな日々が、父の愛人の息子・智が現れたことで、大きく揺らいでいく。泰子役を初音映莉子、智役を高良健吾、智の母親で泰子の父親の愛人だった直子役を草刈民代がそれぞれ演じる。

2017年製作/120分/R15+/日本
配給:スールキートス

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(C)2012 角田光代/中央公論新社 (C)2017「月と雷」製作委員会

映画レビュー

4.0主演女優・初音映莉子の魅力を再発見

2017年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

安藤尋監督は成人映画出身というだけあって、濡れ場が重要な位置を占める作品が多い。ただ、近年の市川由衣主演「海を感じる時」、村川絵梨主演「花芯」は文芸調と官能シーンの相性が中途半端で乗り切れなかった。

だが「月と雷」はいい。初音映莉子のプロフィールを見て思い出したが、「ミツコ感覚」、あの何ともつかみどころのない味わいの映画で主演していた。美人タイプではないが、どこか気になる色気を感じさせる。「月と雷」の泰子も、怒りや不安を秘め孤独をかすかににじませつつ、群れない意志も醸し出す。そして脱いだ姿がまた、筋肉の筋が見えるほどの痩身から哀しみを漂わせているようで切ない。3年ぶりの映画出演のようだが、もっと出演作を見たいと思わせる女優だ。

共演陣では、草刈民代がイメージを覆すアルコール依存症の中年女を好演。けだるい、のろのろとした体の動きを、高い身体能力で見事にコントロールしていた。

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高森 郁哉

4.0外的制度に守られた関係に安住していいのか

2021年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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徒然草枕

5.0なおこさんがよかった。彼女の存在で、この映画の成功は決まっている。...

えみりさん
2021年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

なおこさんがよかった。彼女の存在で、この映画の成功は決まっている。女優もよかった。とびきりきれいなわけではない。どちらかというとブスなのがむしろ良かった。角田は好きでかなり読んだけど、これは読んでいない。
主演女優がすごく良かった。
高良は、これは高良的だと思うけど、なおこさんと比べると、あまりに薄っぺらいのが気になる。
妹も良かった。
角田の世界には必ず出てくる女たちの連帯。妹にお米の研ぎ方を教えるシーン、良かった。
実母のことも、角田は否定するわけではない。
そして、なおこを追っかけていくシーン。連れて行ってあげればよかったね、昔のあんたをのシーンは胸に響く。
過去のトラウマと向き合う再生の物語。
だからこそ、ラストシーンで、泰子は笑えた。

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えみり

1.0略奪されたほうの身になりましょう。

Takehiroさん
2019年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

婚約中に別の男の子供を妊娠してしまっては、婚約していた男が大迷惑です。かなりのショックでしょう。それを略奪婚側を主人公にしてしまうところが現代文学の迷走であり、文系学部はいらないと言われてしまっても言い返せない弱さにもなりますが、視点によっては科学では解けないでしょう。
やはり男女や家族の基本形はシンプルにあったほうが良いと感じることが、幸福な視点でしょう。

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Takehiro
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