アダムとイブは最初の“アサシン”だった!?「アサシン クリード」解説映像公開
2017年3月3日 12:00
[映画.com ニュース][映画.com ニュース] シリーズ累計9600万本以上を売り上げた大ヒットゲームを、「X-MEN」シリーズのマイケル・ファスベンダー主演で映画化した「アサシン クリード」(公開中)の特別映像が、公開された。
死刑囚カラム・リンチ(ファスベンダー)が、ルネサンス期のスペインで、秘宝“エデンの果実”を守っていた先祖アギラール(ファスベンダー2役)の記憶を追体験し、果実の謎に迫っていく。「マリアンヌ」「たかが世界の終わり」が共に公開中のマリオン・コティヤールが、特殊装置アニムスを使ってカラムを過去に導くソフィア・リッキン博士を演じている。
本作のカギとなるのは、人間の自由意志を操作するというエデンの果実だ。この果実をめぐって、アギラール属する秘密結社アサシン教団と、人類の支配を目指すテンプル騎士団が対立し、15世紀のスペインを舞台に大激戦を繰り広げる。映像では、フリーメイソンやイルミナティ、スカル・アンド・ボーンズといった秘密結社と比較する形でアサシン教団とテンプル騎士団について解説しており、本作が史実に基づいたものであると強調している。「マクベス」に続いてファスベンダー、コティヤールと組んだジャスティン・カーゼル監督は「最初のアサシンはアダムとイブで、彼らが自由意志を持ってエデンの園からリンゴをもぎ取った。もちろん架空の話だが、スクリーンに登場するたくさんの物事の中に自分たちが知っているものが含まれていたら面白いだろうなと思ったんだ。かなり刺激的な映画になっていると思うよ」と語っている。
映像では、アサシン教団の3つの教義(クリード)についても紹介。“罪なき者に刃を向けるなかれ”“身をさらすなかれ”“決して仲間を裏切るなかれ”という3つの教義を「アサシン クリード」と呼ぶことが示される。15世紀のスペインを完全再現し、アギラールをはじめとする戦士たちが“走る・跳ぶ・登る”の動作を極限まで追求する移動術、パルクールを使って自由自在に都市を駆け回るさまが本作の大きな見どころだが、公開された映像中にもアクロバティックなアクションシーンが満載。地下通路でのバトルや、体を急旋回させて周囲の敵を刺殺する戦闘スタイル、驚異的な跳躍力で上空から敵を襲うさまなどが収められている。
「アサシン クリード」は、「インディ・ジョーンズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ジェイソン・ボーン」シリーズをヒットに導いたフランク・マーシャルが製作を務めている。
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