【全米映画ランキング】「レゴバットマン ザ・ムービー」がV 「ジョン・ウィック」続編は3位デビュー
2017年2月14日 15:00

[映画.com ニュース]プレジデンツ・デイの連休を翌週に控え、シリーズ物の続編3本がリリースされた先週末の全米ボックスオフィス。3本の新作が上位を独占し、首位に立ったのは約5300万ドルのオープニング興収をあげた「レゴバットマン ザ・ムービー」だった。
同作は、レゴブロックで構築された世界を舞台にしたアニメ「LEGO(R) ムービー」の続編。前作は建築作業員のエメットが主人公だったが、今作は前作にも登場したバットマンが相棒のロビンとともに悪に立ち向かう。レビューは上々だったが、OP興収は前作の約8700万ドルに遠く及ばなかった。声の出演はウィル・アーネット、レイフ・ファインズ、ザック・ガリフィアナキス、マイケル・セラ、ロザリオ・ドーソン。監督は「LEGO(R) ムービー」で編集などを手がけたクリス・マッケイ。
約4600万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、E・L・ジェームズによるイギリスの官能小説を映画化した「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編「Fifty Shades Darker」。2年前の同時期に公開された前作は約8500万ドルのOP興収をあげたが、今作は約半分にとどまった。レビューは前作以上に厳しく、前作の最終興収約1億6600万ドルを上回ることはなさそうだ。主演2人は前作同様ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナン。サム・テイラー=ジョンソンに代わってメガホンをとったのは「摩天楼を夢みて」「NYPD15分署」やTVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」などの演出を手がけるベテランのジェームズ・フォーリー。来年公開予定の第3作「Fifty Shades Freed」もフォーリーが手がける予定。
そして約3000万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは、キアヌ・リーブスの新たなフランチャイズ「ジョン・ウィック」シリーズの第2弾「ジョン・ウィック チャプター2(仮題)」。前作で妻の復讐を遂げた伝説の殺し屋の新たな戦いが描かれる。この手の映画では珍しく、レビューは上々。OP興収も前作の約1440万ドルから倍増した。キアヌとの共演は「マトリックス」シリーズ以来となるローレンス・フィッシュバーンに、前作にも登場したジョン・レグイザモ、イアン・マクシェーン、ブリジット・モイナハンらが共演。前作に引き続きスタント出身のチャド・スタエルスキがメガホンをとった。
3週連続の首位からついに陥落したシャマラン監督の「スプリット」は、約930万ドルの興収で4位となった。
プレジデンツ・デイの連休を迎える今週末は、マット・デイモン主演、チャン・イーモウ監督のコンビで世界最大の建造物「万里の長城」にまつわる伝説を描くアクション・ファンタジー大作「グレート・ウォール」に、アイス・キューブ、チャーリー・デイ共演のコメディ「Fist Fight」などが公開となる。
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