韓国の塩田で起きた奴隷労働事件の実態…「奴隷の島」1月17日公開決定
2017年1月6日 16:00

[映画.com ニュース] 2014年に韓国で発覚した新安塩田奴隷事件(しなん えんでんどれいじけん)にインスパイアされた映画「奴隷の島、消えた人々」が、1月17日から「未体験ゾーンの映画たち2017」内で公開されることが決定し、あわせて予告編がお披露目された。高級塩を生産する塩田で、多くの知的障がい者が強制労働させられていた同事件を基にした、ショッキングな物語の一部を収めている。
天然塩の生産で有名な離島で、大量殺人事件が起こったというニュースが韓国全土を駆け巡る。さらに国民を驚かせたのは、違法に人身売買されてきた知的障がい者らが、塩田や関連施設で奴隷のように働かされていた事実だった。“塩田奴隷”の噂をいち早く聞きつけたあるテレビ局クルーは、事件の前から取材のために島を訪れていたが、女性記者は意識不明の重体になり、カメラマンは無残にも殺されていた。果たして、記者たちが目撃したものとは何だったのか。行方不明になっていたはずの取材テープが発見され、驚がくの真実が明らかになる。
「チェイサー」の女性刑事役が記憶に新しいパク・ヒョジュが、女性記者のヘリに扮する。ほか「造られた殺人」「恋するインターン 現場からは以上です!」「ビューティー・インサイド」などの名脇役ペ・ソンウ、人気若手俳優イ・ヒョヌク、リュ・ジュンヨルらが共演している。
なお「未体験ゾーンの映画たち2017」は1月7日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、21日から大阪シネ・リーブル梅田で開催。サメパニック映画「PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星」、「猟奇的な彼女」の続編「もっと猟奇的な彼女」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドキュメンタリー「バック・イン・タイム」などが順次上映される。
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