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【全米映画ランキング】「ローグ・ワン」がV3!「SING シング」は2位

2017年1月5日 17:00

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3週連続で首位
3週連続で首位
(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 2017年最初の全米ボックスオフィスは、昨年末から首位に居座る「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」が約4900万ドルの興収で王座を守り、V3を果たした。

「ローグ・ワン」の公開18日間の累計興収は約4億4000万ドルを記録し、「エピソード3 シスの復讐」(約3億8000万ドル)を抜き、「スター・ウォーズ」シリーズで歴代4位に。リバイバル上映時の興収を加えた「エピソード4 新たなる希望」(約4億6000万ドル)や「エピソード1 ファントム・メナス」(約4億7400万ドル)を抜き去るのも時間の問題となっている。

15年12月に公開され爆発的なヒットを記録したシリーズ歴代1位の「フォースの覚醒」(最終興収約9億3360万ドル)には届きそうもないが、「ファインディング・ドリー」(最終興収約4億8600万ドル)を抜き、2016年北米最大のヒット作の称号を手に入れるのは間違いなさそうだ。

2位、3位も前週と同じく「SING シング」と「パッセンジャー」。前者は軽く大台を超え、累計は約1億8000万ドルに。後者は批評、興行ともに苦戦し、累計約6600万ドルにとどまっている。

前週からワンランクダウンし5位に入ったジェームズ・フランコブライアン・クランストン主演のファミリーコメディ「Why Him?」も「パッセンジャー」同様に苦戦。レビューもふるわず累計は約3700万ドルに。

一方、オスカー俳優デンゼル・ワシントンが監督・主演を務めた「Fences」はワンランク順位を上げて6位に。10年にワシントンが自らリバイバル上演したオーガスト・ウィルソンの同名戯曲を映画化した作品で、10年の舞台版同様ビオラ・デイビスが相手役を務めている。1950年代の米ピッツバーグを舞台に、ゴミ収集員として働く元野球選手トロイ(ワシントン)とその妻ローズ(デイビス)、そして息子たちの関係が描かれる。多くの批評家から絶賛されており、10年のトニー賞でそれぞれ演劇主演賞を受賞したワシントンとデイビスの2人はオスカーノミネート確実と言われている。

その他、5位から8位にランクダウンしたマイケル・ファスベンダー主演のSF歴史アクション大作「アサシン クリード」も苦戦。アーノン・ミルチャンフランク・マーシャルという名プロデューサー2人が手がけたスタジオ肝いりの作品だったが、公開13日で累計約4200万ドルとなっている。

今週末は、ケイト・ベッキンセール主演の人気アクションホラー最新作「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」が公開となる。

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