こんなママは嫌だ!「トッド・ソロンズの子犬物語」ブラックな本編映像公開
2016年12月19日 17:00

[映画.com ニュース] 「ハピネス(1998)」や「ストーリーテリング」を手がけたトッド・ソロンズ監督の最新作「トッド・ソロンズの子犬物語」の新たな本編映像が、公開された。リチャード・リンクレイター監督作「ビフォア」シリーズで知られるジュリー・デルピーが出演している。
本作は、1匹のダックスフンドが、多種多様な飼い主を渡り歩くなかでそれぞれの人生に立ち会うさまをブラックユーモアを交えて描く。デルピーは、ダックスフンドの最初の飼い主で、重い病を患った息子を持つ母親ディナを演じている。映像では、ディナがダックスフンドに去勢手術を施すため、息子を説得するシーンが描かれる。
子どものころフランスで飼っていたというプードルの話を始めたディナは、真剣な表情で「クロワッサン(プードルの名前)はレイプされた」と語る。「近くの森にノラ犬がいた。呼び名はモハメド。毛はモジャモジャで、体は汚れて傷だらけ。凶暴で、狂犬病やダニを持ってる。もっと悪いものも……」と含みある言い方をし、息子が「たとえば?」と聞くと神妙な面持ちで「性感染症よ」と続ける。去勢手術を納得させるためとはいえ、子どもに聞かせるべきではない内容を堂々と語る母親の異常性が垣間見えるシーンだ。
「ビフォア」シリーズでは脚本にも挑戦し、「パリ、恋人たちの2日間」では監督・脚本・音楽・出演の4役を務めるなどマルチな才能を発揮するデルピーが、これまで演じてきた凜(りん)とした女性像とは異なり、焦点の合わない表情でエグみのある話をする危ういキャラクターになりきっている。
「トッド・ソロンズの子犬物語」は、「ビッグ・フィッシュ」のダニー・デビート、「インターステラー」のエレン・バースティンらが脇を固める。2017年1月14日から全国公開。
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