【全米映画ランキング】「マグニフィセント・セブン」が首位デビュー 「ハドソン川の奇跡」は3位に後退
2016年9月27日 19:30

[映画.com ニュース]2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、「トレーニング・デイ」「イコライザー(2014)」のコンビ、デンゼル・ワシントン&アントワン・フークア監督による西部劇「マグニフィセント・セブン」が約3470万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、黒澤明監督の「七人の侍」(1954)を翻案した「荒野の七人」(60年/ジョン・スタージェス監督)をリメイクした作品。これまでの作品の敵役は野武士や盗賊の群れだったが、今回は改変され、悪徳実業家に苦しめられている町民が7人の凄腕ガンマンを雇い、町に平和を取り戻すまでが描かれる。「荒野の七人」ではユル・ブリンナーが演じた7人のリーダー役をワシントンが務め、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ビンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホンらが7人のメンバーとして出演。批評家の評価はそれほど高くなかったが、OP興収は2年前の同時期公開の「イコライザー」とほぼ同等の数字を収め、グロス1億ドル超を狙える滑り出しとなった。
OP興収約2130万ドルで2位デビューとなったのは、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという寓話からストーリーを膨らませたアニメーション「コウノトリ大作戦」。ある事件をきっかけに人間の赤ちゃんを運ぶのを止めたコウノトリ宅配便社だったが、人間の少年ネイトの「弟が欲しい」という願いを叶えるため、コウノトリのジュニアは会社命令に背き「赤ちゃんお届け大作戦」を敢行する。監督は「ネイバーズ」シリーズのニコラス・ストーラーに、「ファインディング・ニモ」等を手がけてきたダグ・スウィートランド。
3位は2週連続の首位から陥落したクリント・イーストウッド監督の「ハドソン川の奇跡」。17日間の累計は約9200万ドルと1億ドル目前となっている。
今週末は、2010年にメキシコ湾にあるBP社石油掘削施設で起きた原油流出事故を映画化した「Deepwater Horizon」(マーク・ウォールバーグ主演)、ベストセラー・ヤングアダルト小説「ハヤブサが守る家」を鬼才ティム・バートンが映画化したファンタジー「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」に、ザック・ガリフィアナキス、オーウェン・ウィルソン、ジェイソン・サダイキスにクリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズら新生「ゴーストバスターズ」3人の共演による犯罪コメディ「Masterminds」が公開となる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス