【全米映画ランキング】「スーサイド・スクワッド」V3 リメイク版「ベン・ハー」は6位デビュー
2016年8月23日 17:00

[映画.com ニュース]サマーシーズンもあとわずかとなった全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインしたが、どれもふるわず、首位はWB/DCの大作「スーサイド・スクワッド」が約2080万ドルの興収で首位を守り、V3を果たした。
同作の17日間の累計興収は約2億6200万ドルとなり、グロス(最終興収)は3億ドル近辺か。2位も前週と同様のR指定アニメ「Sausage Party」。こちらの累計は約6500万ドルに。
オープニング興収約1470万ドルで3位デビューとなったのはジョナ・ヒル&マイルス・テラー主演の戦争コメディ「War Dogs」。米国からアフガニスタンに武器を供給する巨額契約を得た20代の武器商人2人の実話を描く。大ヒット作「ハングオーバー」3部作の監督トッド・フィリップスの新作だったが、興行的には期待はずれのスタートとなった。製作に「ハングオーバー」のブラッドリー・クーパー、「スピード」「プライベート・ライアン」などのマーク・ゴードン。
約1200万ドルのOP興収で4位初登場となったのは、「コララインとボタンの魔女」のライカ・エンタテインメント製作によるストップ・モーション・アニメ「Kubo and the Two Strings」。古代日本を舞台に、吟遊詩人の少年クボが偉大な侍だったという父親の死の真相を探るため、猿とカブトムシを仲間にして旅立つ。爆発的なデビューにはならなかったが、批評家からは絶賛評が多く集まり、本年度のオスカーアニメ部門では最有力との声も。声の出演はシャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラ、ジョージ・タケイ、ブレンダ・バッカロ、アート・パーキンソン。監督は「コララインとボタンの魔女」でリード・アニメーターを務めたトラビス・ナイト。
そして、製作費1億ドル強の大作ながら、6位デビューとなってしまったのが史劇「ベン・ハー」。巨匠ウィリアム・ワイラーによる1959年の同名作のリメイクだったが、OP興収約1100万ドルとふるわず。批評家からも厳しいレビューが寄せられ、苦しいスタートとなった。タイトルロールを務めたのは巨匠ジョン・ヒューストンの孫のジャック・ヒューストン。共演にモーガン・フリーマン、トビー・ケベル、アイェレット・ゾラー、ロドリゴ・サントロなど。メガホンをとったのは「ナイト・ウォッチ」「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ。
今週末は、パナマのプロボクサー、ロベルト・デュランの伝記映画「Hands of Stone」(エドガー・ラミレス、ロバート・デ・ニーロ出演)に、ジェイソン・ステイサム主演の「メカニック:ワールドミッション」、ホラー「Don't Breathe」などが公開となる。
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