ジョージ・タケイ

日系アメリカ人。第2次世界大戦中は強制収容所にいた。カリフォルニア大学バークレー校で建築を専攻しているとき、「ゴジラの逆襲」（55）、「空の大怪獣　ラドン」（56）の英語吹替えに参加したのをきっかけにロサンゼルス校（UCLA）の演劇科に転科する。60年、「北海の果て」でスクリーンデビュー。64年に卒業するまで学業を続けながら、舞台やTVドラマに出演する。66年に始まった「スター・トレック　宇宙大作戦」シリーズにミスター・カトー（ヒカル・スールー）役で出演し、一躍有名になる。87年に、日系人として初めて、ハリウッドのウォーク・オブ・フェームに名が刻まれた。近年ではTVシリーズ「HEROES／ヒーローズ」（07～10）に出演した。ロサンゼルス市議会議員の候補者になったり、南カリフォルニア高速運輸公団の役員として地下鉄建設の計画に携わるなど、政治にも強い関心を示している。