「秘密」大森南朋、斗真&将生&桃李をライバル視?“中年のくささ”で対抗
2016年8月20日 09:31

[映画.com ニュース]生田斗真、岡田将生、松坂桃李の共演で、清水玲子氏のミステリーコミックを実写映画化した「秘密 THE TOP SECRET」(公開中)の大友啓史監督と出演者の大森南朋が、8月19日に東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。イベントには、サプライズゲストとして出演者の平山祐介も登場し、場内を沸かせた。
事件被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」のメンバーたちが、日本全体を揺るがす凶悪事件の解決に挑むさまを描く。「ハゲタカ」(テレビドラマ版・劇場版)、NHK大河ドラマ「龍馬伝」に続く大友監督作品の出演となる大森は、第九のメンバーと行動を共にするたたき上げの刑事・眞鍋駿介を演じている。一方、「るろうに剣心」にも出演した平山は第九の副室長・岡部靖文に扮する。
開口一番「生田斗真じゃなくてごめんなさい……」と自虐ネタを披露した大森は、「大友監督と久々に仕事ができて、特異なものを求められると思った。現場でも(キャラクターが)どんどん変わっていくし、2人で作り上げた感じです。格好いい3人(生田、岡田、松坂)が出てるんで、それに負けない中年のくささを出せればと思っていました」と対抗意識をあらわに。会場のファンから「生田さんじゃなく大森さんのファンです」と告白されると、喜びの表情を浮かべた。
大森が演じた眞鍋は映画オリジナルのキャラクターだが、大友監督は「脳をのぞくという行為に対して批評的な立場でいる人間が必要だった。原作が強烈だから、どこかのタイミングで原作から自由にならないといけない。(映画オリジナルのキャラクター)眞鍋は、そのための試金石なんです。僕はこれまでにもキーポイントでは大森さんを呼んでいるんです」と変わらぬ信頼を明かした。一方の大森は、自身の見せ場となるシーンを挙げて「監督はいいと思うまでOKを出さない。ほしがるなーといつも思う。昔からそうなんですよ」とぼやき、会場を笑いに包んだ。
「海猿」や「MOZU」で知られる平山は「今までは人の前に立って後についてこい、みたいな役が多くて、一歩ひいてずっと誰かを見ていないといけない役は初めて。どう見ていいのかがわからなかった。監督に『いつも見てるからね』と言われてすごく怖かったです」と戸惑いを明かす。第九を混乱に陥れる絹子(織田梨沙)が炎に包まれるシーンでは「薪さん(生田)を守らなくちゃと思って前に出たら、出なくていいと言われた(笑)」と失敗談を語った。トーク中には絹子を“きのこ”と言い間違えるひとコマもあり、大森に「そういうところあるから気をつけて」とからかわれていた。
「秘密 THE TOP SECRET」は、吉川晃司、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大倉孝二、木南晴夏らが脇を固める。
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