【全米映画ランキング】3Dアニメ「ペット」がV2。女性版「ゴーストバスターズ」は2位デビュー
2016年7月19日 17:00

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、2本の新作がランクインしたが、ユニバーサル&イルミネーション・スタジオの最新アニメ「ペット」が約5000万ドルの興収で首位を守り、V2となった。
同作の累計興収は10日で2億ドルを突破し、最終興収3億ドル超えをほぼ確実にしている。オープニング興収約4600万ドルながら「ペット」に首位デビューを阻まれ、2位デビューとなってしまったのは「ゴーストバスターズ」。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、シガーニー・ウィーバー主演、アイバン・ライトマン監督の大ヒット同名アクションコメディの主人公たちを女性に換えてリブート。メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズの4人に「マイティ・ソー」のクリス・へムズワースを加えた5人が、ニューヨークの幽霊退治に挑む。
前シリーズのファン向けのサービスなどは楽しいがレビューは賛否が半々。興行もOP興収4600万ドルは立派だが、約30年前のオリジナル作品は1984年の公開当時で全米歴代7位の最終興収(約2億2900万ドル)に加え、コロンビア映画史上最高の興行記録を打ち立てた特大ヒット作なので、比べてしまうとインパクト不足の感は否めない。「007」(MGM/UAと共同)に「スパイダーマン」「ベスト・キッド」、そして「ゴーストバスターズ」と、ここ10年でシリーズのリブート作を多く産み出してきたソニー/コロンビア映画だが、そろそろオリジナル作品でのメガヒット作が欲しいところだ。
3位は「ターザン:REBORN」で累計は1億ドルを突破。日本でも先週末に公開された4位「ファインディング・ドリー」は累計4億4500万ドルに。
その他、TVシリーズ「ブレイキング・バッド」、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のブライアン・クランストン主演の実録サスペンスドラマ「The Infiltrator」は8位デビュー。1986年に麻薬王パブロ・エスコバルなどを標的としたコロンビアの麻薬カルテルでの潜入捜査を行った元連邦捜査員のロバート・メイザー氏の同名回顧録を、「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマン監督が映画化。出演はメイザー氏本人役にクランストンのほか、ジョン・レグイザモ、ダイアン・クルーガー、ベンジャミン・ブラットなど。
今週末は、長寿SFシリーズのリブート第3作「スター・トレック BEYOND」に、人気アニメのシリーズ第5作「Ice Age: Collision Course」、「死霊館」「インシディアス」のジェームズ・ワン製作のホラー「ライト/オフ」(テリーサ・パーマー、マリア・ベロ主演)が公開となる。
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