「ターザン:REBORN」吹き替え版、桐谷健太の相手役に井上麻里奈!山路和弘、手塚秀彰らベテラン勢も参戦
2016年7月6日 12:00

[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(11月23日公開)のデビッド・イェーツ監督によるアクション大作「ターザン:REBORN」の、桐谷健太に続く日本語吹き替え版キャストが発表された。
アフリカのコンゴの密林で動物に育てられ、現在は英国貴族のジョンとして暮らすターザン(アレクサンダー・スカルスガルド)が、何者かに連れ去られた妻ジェーン(マーゴット・ロビー)を救うべく故郷でバトルを繰り広げる姿を描く。
ヒロインのジェーン役に起用されたのは、アニメ「図書館戦争」(笠原郁役)、「スマイルプリキュア!」(緑川なお/キュアマーチ役)、「進撃の巨人」(アルミン・アルレルト役)などで知られる人気声優・井上麻里奈。さらに、ターザンの宿敵ロム(クリストフ・ワルツ)は、ワルツの吹き替え声優のほか、アル・パチーノ、ジェイソン・ステイサム、ショーン・ペン、ヒュー・ジャックマンらそうそうたるスターの声を担当してきた山路和弘が演じる。ターザンの相棒となるジョージ(サミュエル・L・ジャクソン)は、ジャクソンの吹き替え声優として知られる手塚秀彰が務める。
井上は、役どころについて「外見の美しさからは考えられないくらいワイルドでたくましい女性です。正義感が強く、何事にも前向きに突き進んでいく姿に憧れます。女性らしい大らかさもあって、演じていてとても好感を持ちました」と愛着を語る。ターザン役のスカルスガルドは、米映画サイト「TC Candler」が選ぶ「世界で最もハンサムな顔100」の常連だが「やはりターザンであるジョンの美しさは必見です。ジャングルの中で戦うターザンの姿は本当に光り輝いています。今まで思い描いてきたターザンとまったく違うターザンが、この映画の中で見られると思います」と自信を見せている。
俳優としても「駆込み女と駆出し男」(2015)や「日本のいちばん長い日」(15)に出演し、人気アニメの最新映画「ONE PIECE FILM GOLD」(7月23日公開)も控える山路は、「相変わらずのクリストフ・ワルツ。そして、相変わらず彼が好きそうな役どころでしたな」と評し、おすすめシーンを「個人的には最後のあのシーン。あのクリストフ・ワルツの顔ったらない(笑)」と語っている。
手塚は、山路とは逆に「アフリカのジャングルをジョージが悪戦苦闘。いつものサミュエル・L・ジャクソンとは違うキャラクターが面白い!」とコミカルな演技を披露しているジャクソンの新たな一面を見どころに挙げる。「差別問題の暗い過去をひきずりながらも闘いに挑む。いい加減な所もあるが、かわいらしくて愛すべき人物」とジョージの魅力を語っている。
「ターザン:REBORN」は、7月30日から全国公開。
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