「あなたを抱きしめる日まで」フリアーズ監督とジュディ・デンチが再タッグ
2016年6月29日 15:30

[映画.com ニュース] 「あなたを抱きしめる日まで」のスティーブン・フリアーズ監督と主演のジュディ・デンチが、英ビクトリア女王の伝記映画「Victoria and Abdul(原題)」で再タッグを組むことがわかった。
英ワーキング・タイトルが製作する「Victoria and Abdul(原題)」は、ビクトリア女王とその側近となったインド人青年アブドゥル・カリムの間に育まれた友情を、実話をもとに描く。インド系作家シュラバニ・バスの同名ノンフィクションが原作となっている。
デンチがビクトリア女王を演じる。アブドゥル役は未定。脚本を「リトル・ダンサー」でアカデミー脚本賞にノミネートされたリー・ホールが手がける。
デンチがビクトリア女王を演じるのは、アカデミー主演女優賞にノミネートされた「Queen Victria 至上の恋」(1997)に続いて2度目。また、「恋におちたシェイクスピア」ではエリザベス1世を演じて同助演女優賞を獲得している。一方のフリアーズ監督も、「クィーン」でエリザベス2世を中心とする英王室を描いた経験を持つ。
米バラエティによれば、「Victoria and Abdul(原題)」は2017年公開を目指して、年内にクランクインする見込み。なお、フリアーズ監督新作で、ランス・アームストロングの栄光と転落の人生を映画化した「疑惑のチャンピオン」は、7月2日から全国公開される。
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