ダンカン・ジョーンズ監督は20年来のゲーマーだった!「ウォークラフト」中国プレミアで明かす
2016年6月4日 20:30

[映画.com ニュース] 最多登録者数のギネス記録を持つ人気オンラインゲームを映画化した「ウォークラフト」の中国プレミアが6月1日(日本時間)、チェン・カイコー、チャン・イーモウ、ビッキー・チャオらを輩出した北京市内の映画学校「北京電影学院」で開催され、ダンカン・ジョーンズ監督と出演者のポーラ・パットン、ダニエル・ウーが参加した。
長く平和を築いていた剣と魔法の世界“アゼロス”に、オークたちの軍勢が侵入してくる。両者はいがみ合い、全面戦争の危機にひんするなか、アゼロスの騎士ローサー(トラビス・フィメル)と、オークの戦士デュロタン(トビー・ケベル)は、両種族が共存する道を模索する。6月10日の全米公開に先がけて公開となったロシアやデンマークなど、19の国と地域で週末興行ランキング1位を記録した。
中国では前売りチケットの販売額がすでに約3億4000万円を突破したと伝えられており、熱狂ぶりを象徴するように、会場に現れた3人は割れんばかりの歓声と拍手で迎えられた。故デビッド・ボウイさんの息子で、「月に囚われた男」(09)や「ミッション:8ミニッツ」(11)で知られるジョーンズ監督は「このゲームを初期の頃からプレイしていた自分には、オファーを断る理由がなかったよ! 20年間にわたるゲーマーとしての人生が、この作品を製作するにあたってとても役に立ったんだ」と感無量の面持ちだ。
恐ろしい魔力を持つオークの首領グルダンに扮したウーは「妻がこのゲームのコアプレイヤーで、彼女からこの作品へのオーディションを勧められたんだ」と意外なエピソードを告白。最先端のモーションキャプチャーで老獪(ろうかい)なオークになりきっており、「ゲームの中でしかなかった“ウォークラフト”の世界が忠実に再現されている作品だし、ゲームをやったことのない人でも壮大なファンタジー作品として楽しんでいただけると思う」と自信を見せた。
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」(2011)などに出演し、本作では人間とオークの混血種ガローナを演じたパットンは「ガローナは素晴らしい戦士だし、女性の強さを代表しているような存在。彼女のようなキャラクターがこういった大作のファンタジー映画に登場するのはとても重要なことだと思う」と語る。「エンターテインメント要素が強く、観客を映画に引き込むことは間違いないし、同時にエモーショナルな一面を持った作品よ」とファンに向けてアピールした。
「ウォークラフト」は、7月1日から全国公開。
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