午前十時の映画祭、「ティファニーで朝食を」が動員新記録を樹立 動員&興収も昨年から大幅アップ
2016年5月17日 08:00
[映画.com ニュース]4月2日から全国55館で開催されている「午前十時の映画祭7 デジタルで甦る永遠の名作」のオープニング作品「ティファニーで朝食を」「恋におちて」が、公開4週間で2作の累計観客動員数4万9115人(「ティファニーで朝食を」2万9942人、「恋におちて」1万9173人)、興行収入5259万6400円を記録。昨年のオープニング作品「リトル・ダンサー」「小さな恋のメロディ」(2作の合計動員3万3762人、興収3267万3200円)の同期間対比で、動員145%、興収161%と大幅アップした。
同映画祭に初めてラインナップされた「ティファニーで朝食を」の動員記録は、昨年度の動員トップ「ショーシャンクの空に」(4週間上映で動員2万5711人)、一昨年度の「砂の器」(6週間上映で動員2万7545人)を抜き、作品動員の最高記録を更新。本映画祭での、オードリー・ヘプバーンの人気の高さをうかがわせた。5月14日からは、ヘプバーン主演「マイ・フェア・レディ」が同映画祭で初上映される。
さらに4月30日から上映を開始した「追憶」「旅情」も、5月6日までの1週間の累計観客動員数1万5039人、興行収入1628万4300円で、昨年の同期間に上映された「ローマの休日」「ニュー・シネマ・パラダイス」対比で、動員111%、興収126%の好調なスタートを切った。週計1万5039人という動員は、同映画祭がデジタル上映に切り替わった2013年以降、週計動員の新記録だという。
「午前十時の映画祭7」は、2017年3月24日まで開催。