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林遣都が“銀髪”芸人に!Netflixオリジナルドラマ「火花」劇中写真一挙公開

2016年5月14日 12:00

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林遣都の漫才シーンも
林遣都の漫才シーンも
(C)2016YDクリエイション

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の芥川賞受賞作を実写化するNetflixの連続ドラマ「火花」(全10話)の新たな場面写真が、公開された。それぞれ、各エピソードで描かれるシーンを切り取ったものとなる。

売れないお笑いコンビ・スパークスの徳永(林遣都)と先輩芸人で天才肌の神谷(波岡一喜)の2人が、人々との関わり合いのなかで人生を模索していく姿を描く。「ストロボ・エッジ」(2015)、「さよなら歌舞伎町」(15)などを手がける廣木隆一が総監督を務めるほか、「凶悪」(12)の白石和彌、「モヒカン故郷に帰る」(16)の沖田修一、「悪人」(10)や「夢売るふたり」(12)で助監督を務めた久万真路、映画「闇金ウシジマくん」シリーズ(12~14)で監督補を務めた毛利安孝といった実力派監督たちが各話の演出を手がけた。

場面写真では、“師弟”とも呼べる徳永と神谷を中心に、徳永の相方・山下を演じたお笑いコンビ「井下好井」の好井まさお、喫茶店の店長を演じた小林薫らが映し出されている。また、中盤からは徳永が銀髪になっており、スパークスの初となる単独ライブに挑む姿も描かれていることから、人気芸人に成長していくさまが確認できる。

廣木総監督は「舞台に立つということはやっぱりすごいことです。一発勝負の怖さがあると思うんです。映画の場合、なんとかなりますからね。“はい、もう1回行こう”って」とプレッシャーにさらされる芸人たちへの敬意を語る。売れようともがく人物たちの“青春”に興味を引かれたと明かし「もがいている人間の姿は、無様ではあるけれどどこか美しい。5人の監督それぞれに『火花』の世界観があり、それをうまくみんな表現してくれていて、めちゃくちゃいい作品になったと思います。“もう二度とできねえだろ”というぐらいにね(笑)。俳優陣も相方を務めた芸人たちも、みんなうまくハマッた感じがしていて、そこもうれしいところです」と自信のほどを語っている。

本作は6月3日から190の国と地域で配信開始されるが、廣木総監督は「日本独自の漫才という話芸に生きる人間たちの話だからこそ、逆に僕は世界に届きやすい気がしています。日本の芸人たちのリアルな生活感を、“なんだこいつら?”と思いながら見てくれたらすごくいいなと思っています」と力を込めた。

火花」は、門脇麦村田秀亮(とろサーモン)、菜葉菜山本彩(NMB48/AKB48)、徳永えり渡辺大知高橋メアリージュン渡辺哲忍成修吾徳井優温水洋一嶋田久作染谷将太田口トモロヲらが脇を構える。6月3日から配信開始。

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