第29回東京国際映画祭、細田守監督&岩井俊二監督の特集企画実施決定!
2016年5月12日 15:00

[映画.com ニュース]10月25日~11月3日に開催される第29回東京国際映画祭で、2人の映画監督の特集企画を実施することが決定した。日本映画を世界へと発信することを目的に、「時をかける少女(2006)」「バケモノの子」の細田守監督と、「花とアリス」「リップヴァンウィンクルの花嫁」の岩井俊二監督の軌跡をたどる。
オリジナルモチーフで物語を紡ぎ、日本の今を活写する作風から、国内外の観客・批評家から高い評価を得ている細田監督を特集。東映動画(現東映アニメーション)時代の初期作品から、独立後の作品を紹介する初の大規模上映にあたり、アニメ特撮研究家の氷川竜介氏は「細田守監督は、時代とともに成長する映画監督である。恋愛・結婚・子育て・家族と世界の観客すべてに届く普遍的なモチーフを採用し、アニメーションという『動く絵』だけが可能とする表現を駆使して、感情重視の物語をつむぎ出す。常に高みをめざし、芸術に新天地の『地図』を描こうとする作家」とコメントを寄せている。
また、映画祭独自の視点で日本を代表する作品をセレクトする「Japan Now部門」では、国内のみならずアジア圏で絶大な人気を誇る岩井監督に迫る。近年は「花とアリス殺人事件」で長編アニメーションに初挑戦し、黒木華主演の最新作「リップヴァンウィンクルの花嫁」はロングランヒットを記録している。同部門のプログラミングアドバイザーの安藤紘平は、「岩井俊二監督は、常に“日本の今”を生きる若い世代を寓話的に語りつつ、記憶、時間、空間、社会といったものを彼独特の映像美学で表現する稀有な作家です」と評している。
第29回東京国際映画祭は、10月25日~11月3日に東京・六本木ヒルズほかで開催。上映プログラムは、順次発表される。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー