余命2カ月…宮沢りえが涙する「湯を沸かすほどの熱い愛」特報完成
2016年5月8日 10:00

[映画.com ニュース] 宮沢りえが余命2カ月の母親を演じる「湯を沸かすほどの熱い愛」の特報が完成した。余命宣告をされながらも、気丈に振舞う主人公のつらい胸のうちがうかがえる仕上がりとなっている。
映画は、死にゆく母と残された家族の愛と絆の物語。突然の余命宣告を受けた双葉(宮沢)は、死ぬ前に「絶対にやっておくべきこと」を実行しようと決意する。死を目前にしながら、失踪した夫を連れ戻して休業中の銭湯を再開させたり、引きこもり寸前の娘を独り立ちさせたりと、持ち前の強さと優しさで家族の絆を取り戻していく。
映像は、決して順風満帆とは言えない家庭環境のなかで、明るく過ごす双葉の姿から始まる。しかし、末期がんを患っていることが発覚し、急きょ余命2カ月の使い道を決めることに。使命感を持って残された日々を強く生きる双葉だが、最後にはひとりでせきを切ったように涙を流す様子が収められている。
「湯を沸かすほどの熱い愛」は、双葉の夫にオダギリジョー、娘・安澄役に杉咲花が扮するほか、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、子役の伊東蒼ちゃんらが共演する。新鋭・中野量太監督が、オリジナル脚本で商業映画デビューを果たす。10月29日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
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