【国内映画ランキング】「コナン」V3、「シビル・ウォー」3位、「ちはやふる 下の句」5位、「テラフォーマーズ」は7位発進
2016年5月2日 19:30

[映画.com ニュース] 4月30日~5月1日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。ゴールデンウィークに突入した週末、期待の新作も続々と公開されたが、アニメ「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」が3週連続で1位を獲得した。週末2日間で動員49万0261人、興収5億6225万2800円を稼ぎ、累計興収は早くも36億円を突破、その勢いは依然衰えていない。ディズニーアニメ最新作「ズートピア」も好調を維持し、週末2日間で動員44万3249人、興収5億0969万9700円を記録。前週動員比135%と前週を上回り、新作群を抑えて2位をキープした。
マーベルコミック原作「キャプテン・アメリカ」シリーズの第3作「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」は初登場3位。4月29日より全国613スクリーンで公開され、土日2日間で動員32万2943人、興収4億4880万9900円をあげた。この成績は、昨年7月に公開され最終興収32.1億円を記録した「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」の2日間興収と比べると56.5%だが、14年4月公開の「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」の興収比では226.3%となっており、まずは25億円超が見込まれるスタートとなった。
前編が興収13億円を突破した「ちはやふる」の後編「ちはやふる 下の句」は、4月29日より全国294スクリーンで公開され、土日2日間で動員19万3226人、興収2億1632万6200円を記録し5位にランクイン。これは「上の句」の2日間興収比120.8%の成績となっている。前編は、原作漫画とキャストのファンと思われる若い層を中心に動員し、腰の強い興行を展開。その好調を受けて「下の句」の初日舞台挨拶で発表された続編製作決定のニュースが多くのメディアで露出するなど、前編と合わせて興収30億円を狙う。
そして、大ヒットコミックを三池崇史監督で実写映画化した「テラフォーマーズ」は7位スタートとなった。4月29日より全国327スクリーンで公開され、土日2日間で動員12万8730人、興収1億5063万6500円の成績。ランクインはならなかったが、狂言師・野村萬斎が初めて現代劇に挑戦した主演作「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」は11位につけている。
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