「ハリポタ」ラドクリフがレッドメインに嫉妬？「ファンタスティック・ビースト」場面写真公開

原作者のJ・K・ローリングが初めて映画脚本を手がけた本作は、1926年の米ニューヨークが舞台。ハリーと同じ「ホグワーツ魔法魔術学校」の卒業生で“魔法動物学者”のニュート・スキャマンダー（レッドメイン）が、魔法のトランクに入れていたはずの魔法動物を逃がしてしまい、大騒動に巻き込まれるさまを描く。

場面写真では、青色のコートに茶色のベスト、紺色のタイを身にまとった英国紳士スタイル姿のニュートの全身が映し出されている。ニュートのエレガントなファッションには、ハリーを長らく演じてきたダニエル・ラドクリフもうらやましさを感じたそうで「僕は10年間ジーンズとジッパー付きのジャケットだったのに、エディはもうあんなに素敵なコートを着ているんだ！」と音楽誌「New Musical Express」のインタビューで語っている。レッドメインは、ファッションブランド「バーバリー」のキャンペーンモデルを務めた経験があり、「博士と彼女のセオリー」（14）や「リリーのすべて」（15）でも見事な着こなしを見せていることから、ファンにとってはファッショナブルなレッドメインを再び目にできる機会といえる。

ニュートの傍らには、「スティーブ・ジョブズ」（15）のキャサリン・ウォーターストン演じるヒロイン・ティナが映し出されている。このほど公開された予告編では、これまで以上に作品の世界観が明らかにされたが、今回の場面写真がどのようなシーンのものなのか、ファンの期待を高めるものとなった。

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、全8作のプロデュースを手がけたデビッド・ハイマン、シリーズ第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」（07）からメガホンをとってきたデビッド・イェーツ監督というおなじみのメンバーが参加。アリソン・スドル、ダン・フォグラーといったメインキャストに加え、DCコミックス映画「ザ・フラッシュ（原題）」が控えるエズラ・ミラー、「マイノリティ・リポート」（02）のサマンサ・モートンとコリン・ファレルらが脇を固める。11月23日から全国公開。