ノーラン監督次回作「ダンケルク」に常連キリアン・マーフィが参戦
2016年4月11日 19:30
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督の次回作で、第2次世界大戦下のフランスを舞台にしたアクションスリラー「ダンケルク(Dunkirk)」に、キリアン・マーフィが出演すると米The Wrapが報じた。マーフィは、ノーラン監督とは「ダークナイト」3部作と「インセプション」でもタッグを組んでいる。
ノーラン監督が脚本を執筆した「ダンケルク(原題)」は、1940年5月から6月にかけて、ドイツ軍が侵攻した仏ダンケルクから、連合軍の兵士約30万人を撤退させた「ダイナモ作戦」、通称「ダンケルクの戦い」を描く。
キャストにはマーフィほか、「インセプション」「ダークナイト ライジング」でノーラン監督と組んだトム・ハーディやケネス・ブラナー、マーク・ライランスが決定しているが、このメンバーはいわばベテラン組として脇を固めることになるようだ。
中心となるのは、映画俳優デビューを飾る英バンド「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズほか、英女優フィオン・ホワイトヘッドや英俳優ジャック・ロウデンら、現時点では無名の若手俳優たちだという。
「ダンケルク(原題)」は米ワーナー・ブラザースの製作・配給で、今年5月からダンケルクを始め実際の舞台となったヨーロッパ各地で撮影を開始。2017年7月21日の全米公開が決定している。