米撮影監督協会賞は「レヴェナント」!エマニュエル・ルベツキが3連覇
2016年2月16日 17:00

[映画.com ニュース] 米撮影監督協会(ASC)が主催する第30回ASC賞授賞式が2月14日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われ、メキシコ出身の名カメラマン、エマニュエル・ルベツキが撮影を手がけた「レヴェナント 蘇えりし者」が映画部門を制した。
ルベツキは「ゼロ・グラビディ」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続き3年連続で栄冠に輝いた。「トゥモロー・ワールド」「ツリー・オブ・ライフ」でも同賞を受けており、「明日に向かって撃て!」や「アメリカン・ビューティー」などを手がけた伝説的カメラマン、コンラッド・L・ホールの最多4回の受賞記録を塗り替えた。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がメガホンをとった本作では、大自然の中で人工的な照明を使用せずに撮影を行い、自然光で真骨頂の長回しシーンを作り上げた。米ハリウッド・レポーター誌によれば、ルベツキは「この映画で最も重要なのはアレハンドロであり、私を素晴らしい旅に連れ出してくれた監督とこの賞を分かち合いたい」とスピーチしたという。アカデミー賞でも2年連続で撮影賞を受賞しており、3連覇達成に注目が集まる。
ASC賞のその他の部門では、スポットライト賞に「マクベス」(アダム・アーカポー)と「サウルの息子」(エルデーイ・マーチャーシュ)の2作品が選ばれ、テレビシリーズ部門では「マルコ・ポーロ」のシーズン1第4話「死の際」(バーニャ・ツァーンユル)、テレビ映画/ミニシリーズ/パイロット版部門では「Casanova(原題)」パイロット版(ピエール・ギル)が受賞した。
「レヴェナント 蘇えりし者」は4月22日公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

傑作SFアドベンチャー、無料放送!
【製作費1億7000万ドル超の大作】近代文明崩壊、人々の運命は…(提供:BS10 スターチャンネル)