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エディ・レッドメインがシックな装いで登場!「リリーのすべて」デンマークプレミア開催

2016年2月8日 19:30

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リリーの絵画の前でニッコリ
リリーの絵画の前でニッコリ
(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] オスカー俳優エディ・レッドメインアリシア・ビカンダーが夫婦を演じ、第88回アカデミー賞で主演男優賞と助演女優賞にノミネートされた「リリーのすべて」のデンマークプレミアが2月2日(現地時間)、物語のメインの舞台であるコペンハーゲンで開催された。レッドメインとビカンダー、トム・フーパー監督が主人公アイナー・ベイナーとゆかりのあるアーケン近代美術館で会見した。

舞台は、1926年のデンマーク。風景画家アイナー(レッドメイン)は、肖像画家である妻ゲルダ(ビカンダー)に頼まれて女性モデルの代役を務めたことから、自らの内に潜む“女性”の存在に気付く。それ以来、ベイナーは葛藤しながらも“リリー”いう名の女性として過ごすように。ゲルダは夫の変化に苦悩しながらも理解を深め、夫婦は世界初の性別適合手術に向けて踏み出していく。

プレミアでは、「バーバリー」のキャンペーンモデルを務めたレッドメインはグレーのスーツでシックに決め、ビカンダーはルイ・ヴィトンのゴージャスなドレスをまとって登場。ファンからの熱い声援を浴びた。美術館での会見では、ゲルダが描いたリリーの肖像画をバックに、作品の思いやコペンハーゲンのロケーションの素晴らしさを熱く語った。

「もしアカデミー賞にベスト・ロケーション(撮影地)賞があれば、きっとコペンハーゲンがノミネートされているよ。コペンハーゲンに来た時、僕は恋に落ちたんだ。華麗で、映画のように美しい街だよ」(フーパー監督)、「異なったスタイルや時代の建築がある街だよ。だから、僕たちは(映画の舞台となる)パリやドレスデンに見えるように、外観の撮影をコペンハーゲンで行ったんだ。ここには自然な美しさと交わった、素晴らしい多様性があるよ」(レッドメイン)。

コードネーム U.N.C.L.E.」(15)で人気を博し、マット・デイモン主演の「ジェイソン・ボーン」シリーズの新作が控えるビカンダーは「俳優としてとても尊敬する世界へ行けるなんて幸せよ。演じる役を通して、過去の時代を経験できるのは素晴らしいわ」と万感の思いを語った。

第88回アカデミー賞で4部門にノミネートされた「リリーのすべて」は、「007」シリーズのベン・ウィショー、「ブリッジ・オブ・スパイ」(15)のセバスチャン・コッホ、「ラム・ダイアリー」(11)のアンバー・ハード、「君と歩く世界」(12)のマティアス・スーナールツらが脇を固める。3月18日から全国公開。

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