フランス映画「預言者」米リメイク版にサム・ライミ監督
2016年2月2日 17:03
[映画.com ニュース]2009年のフランス映画「預言者」(ジャック・オーディアール監督)の米ソニー・ピクチャーズによるリメイク版の監督として、サム・ライミが交渉中であることがわかった。
「預言者」は、現代のフランスの刑務所を舞台に、孤独なアラブ人青年がマフィアのなかでのし上がっていく姿を描いた犯罪映画。第62回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞グランプリを受賞した。
「ワイルド・スピード」シリーズのニール・H・モリッツがプロデュースする米リメイク版は、「ミスティック・リバー」「シャッター アイランド」の原作者として知られる米作家デニス・ルヘインが脚本を手がける。米バラエティによれば、今年中の撮影開始を目指して、これから急ピッチで主役のキャスティングが行われる見込みだ。
ライミ監督が決定すれば、13年の「オズ はじまりの戦い」以来の長編映画のメガホンとなる。