「ロッキー」シリーズ名場面&インタビューも!新章「クリード」特別映像公開
2015年11月27日 19:30

[映画.com ニュース] シルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」シリーズの新章「クリード チャンプを継ぐ男」の特別映像が、このほど公開された。シリーズのこれまでを振り返りながら、最新作のキャスト陣やライアン・クーグラー監督のインタビューを収める。
本作は、ロッキーのライバルで元ヘビー級王者アポロ・クリード(カール・ウェザース)が残した息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)が新たな主人公。天才ボクサーのDNAを受け継ぐアドニスはロッキー(スタローン)に師事し、二人三脚でプロへの階段を駆け上がっていく。なお、本日11月27日はアポロがリング上で散った「ロッキー4 炎の友情」(1985)の全米公開日であり、ファンにとってはメモリアルな日のひとつだ。
スタローンは、クーグラー監督との出会いを「終わったと思っていた物語が、思わぬ形で再び語られる。主人公はロッキーの魂を受け継ぐ男。新たな世代だ。この作品が復活して感激だよ」と語る。当時長編映画を1本も撮っていなかったにもかかわらず、スタローンに熱意をぶつけ出演承諾の返事を得たクーグラー監督は「(かつて)アスリートだった俺に、親父は試合のたびに『ロッキー2』のビデオを見せた。セリフも全部覚えているよ」と根っからのシリーズファンであると明かし、念願がかなったことに充実の表情を見せる。
「クロニクル」(12)やクーグラー監督と組んだ「フルートベール駅で」(13)で頭角を現し、主演に抜てきされたジョーダンは、「『ロッキー』伝説に参加できて光栄だ。スタローンは、代表作を次の担い手に託してくれた。40年前にスタローンが生み出した傑作は、今も40年後も輝き続ける」と熱い思いを吐露。その相手役を務めたテッサ・トンプソンは「監督は原作に敬意を払いつつ、新しい視点で物語を作った。作品で伝えたいことは信じる心と人間らしさよ」と語った。
映像では、最新作の撮影風景のみならず、「ロッキー2」(78)でロッキーがフィラデルフィア美術館に向かって走るシーンや、アポロに勝利し「エイドリアン(ロッキーの妻)、やったぞ!」と叫ぶシーン、「ロッキー4 炎の友情」でのアポロの姿など、過去作の名シーンがちりばめられている。映像は、アドニスが「大事なのはパンチの強さじゃない。どんなに打たれても前に進み続けることだ」とロッキーの名言を口にするシーンで幕を閉じる。
「クリード チャンプを継ぐ男」は、12月23日から全国公開。
(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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