「ピース」又吉原作のドラマ「火花」キャスト決定!林遣都&波岡一喜&門脇麦が出演
2015年10月19日 07:00

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹による第153回芥川賞受賞作をNetflixがドラマ化する「火花」のキャスト・スタッフ陣が、このほど発表された。林遣都と波岡一喜が2人のお笑い芸人を演じ、門脇麦が“絶対的な美”として描かれる女性役に扮している。
お笑い芸人として初めて芥川賞を受賞したことが話題を集め、累計発行部数239万部を突破した「火花」(文藝春秋刊)が原作。先輩・後輩関係のお笑い芸人2人が、さまざまな人との関わり合いの中で「笑いとは何か、生きるとは何か」を模索し、苦悩する姿を描いた。
映画「バッテリー」で俳優デビューを飾って以後、幅広いジャンルで活躍する林が、売れない若手芸人である主人公・徳永を演じる。主演するにあたり「命懸けで取り組みます」と意欲をみせ、「この本に詰め込まれている又吉さんのお笑い哲学、お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせて頂きたいと思います」と明かしている。
「パッチギ!」「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章」などで存在感を放ってきた波岡は、独特のお笑い哲学を持つ先輩芸人・神谷役。原作を読んだ感想を「俳優としての自分と重なり、心が苦しくなりました。自分を信じて前に進む勇気、そして難しさを再認識しました。僕は自分をここまで信じてあげられているのだろうかと」と語り、「芸人さんの稽古と同じように、僕も相方とともに漫才の稽古を日々やるつもりでいます。稽古が自信に変わるまで」と闘志を燃やしている。
さらに神谷と同棲し、“絶対的な美”として描かれる女性・真樹役には、映画「愛の渦」や、NHK連続テレビ小説「まれ」などに出演した新鋭女優・門脇。「又吉さんが大好きなのでとても嬉しかったですし、今は現場に入るのが楽しみです」と喜び、「戦っている男性を支えながら生きていく女性の強さは美しいものだなと、常日頃から感じています。今回は芸人を支える女性の役ですが、強くしなやかに表現できたらと思います」と意気込んでいる。
ドラマは全10話の構成で、総監督には「さよなら歌舞伎町」「ストロボ・エッジ」などの廣木隆一が決定。また各話の監督として、「凶悪」の白石和彌、「ファの豆腐」の久万真路、「横道世之介」の沖田修一といった面々が結集している。Netflixドラマ「火花」は、11月上旬にクランクインし、2016年2月にクランクアップ予定。
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