荒牧伸志×辻本貴則×光宗薫が選ぶ“推しロボ映画”は?
2015年10月5日 15:07

[映画.com ニュース]AI(人工知能)を搭載したロボットの成長を描いたSFアクション「チャッピー」のブルーレイ&DVD発売を記念し10月3日、ニコニコ生放送で「オレたちのロボット映画ベスト10」と題したスペシャル番組が放送された。収録前には、番組出演者で監督作「アップルシード」(04)のキャラクター・ブリアレオスがチャッピーのデザインに影響を与えたアニメーション監督の荒牧伸志、「THE NEXT GENERATION パトレイバー」などを手がけた辻本貴則監督、モデル、女優として活動する光宗薫が取材に応じた。
「第9地区」(09)のニール・ブロムカンプ監督がメガホンをとった本作。荒牧監督は「過去のブロムカンプ作品に比べると、より幅広い層が楽しめる作品になっている」と分析し、「ロボットが悪党に育てられるという設定が面白いし、80年代の日本のアニメを実写化したような映像には、うれしさと同時に悔しさも感じる」と話した。
辻本監督は「チャッピー」のセル版ブルーレイに収録された“もうひとつのエンディング”について、「そこまで考えているんだと驚かされた」といい、「ロボット映画における発想の転換と進化を感じる」と力説。一方、光宗は「ここまで生活に密着し、人間の考えを吸収しながら同化する設定が新鮮。わずかな表情の動きで、感情を表現するのもすごい。女性にも見やすいはず」とアピールしていた。
好きなロボット映画について、荒牧監督はブラッド・バード監督の「アイアン・ジャイアント」(99)、光宗は「アンドリューNDR114」(99)と「A.I.」(01)を挙げた。また、辻本監督は「ロボコップ(1987)」と「パシフィック・リム」(13)を選び、「実写のパトレイバーですか? あれはロボット映画じゃないもん!」と答え、笑いを誘った。
「チャッピー」は南アフリカの犯罪多発都市ヨハネスブルグを舞台に、警官として犯罪抑止の役割を果たすはずだった1体の自立型ロボットが、インストールされた感情プログラムによって自我に目覚める姿を描く。ヒュー・ジャックマン、デブ・パテル、シャルト・コプリー、シガニー・ウィーバーらが出演。なお、プレミアムエディション(ブルーレイ・初回生産版)には荒牧監督をはじめ、「攻殻機動隊」シリーズの押井守監督、ゲーム「サイレントヒル」シリーズのデザイナーである伊藤暢達が同作をテーマに描き下ろしたイラストのポストカードが封入されている。ブルーレイ&DVDは発売中&レンタル中。
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