【全米映画ランキング】「インサイド・ヘッド」が首位に。「ターミネーター」「マジック・マイク」新作は3位、4位
2015年7月8日 12:30

[映画.com ニュース] サマーシーズンの折り返しとなる独立記念日を迎えた全米ボックスオフィス。2本の新作がランクインした先週末だったが、首位には興収約2977万ドルの「インサイド・ヘッド」、僅差で2位には公開4週目の「ジュラシック・ワールド」が入った。
公開3週目にしてついに首位に立った「インサイド・ヘッド」の累計興収は約2億4500万ドルを突破。3億ドル超えはほぼ間違いなさそうだ。
惜しくも4週連続首位はならなかった「ジュラシック・ワールド」だが、北米累計は約5億6000万ドル、全世界の累計は約13億8760万ドルと大ヒットばく進中。北米では「ダークナイト」を抜いて歴代4位に、全世界では「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」を抜いて歴代5位につけている。
そして、約2700万ドルのオープニング週末興収で3位デビューとなったのは人気SFシリーズの最新作「ターミネーター:新起動 ジェニシス」。アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰を果たし、1億5000万ドル超の巨費を投じてリブートさせた大作だったが、連休を挟んだ公開6日間の累計でも約4500万ドルという厳しいスタートとなってしまった。これまでは1984年が起点となっていた同シリーズのストーリーだが、今回はサラ・コナーの少女時代の1973年まで遡り、そこから新たに始まるコナー親子の戦いの歴史が描かれる。キャストはTー800にシュワルツェネッガー、サラにTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラーク、ジョンにジェイソン・クラーク、カイルにジェイ・コートニー。その他、J・K・シモンズ、イ・ビョンホン、マット・スミスが出演。メガホンをとったのは「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のアラン・テイラー。
約1285万ドルのオープニング週末興収で4位デビューとなったのは、スティーブン・ソダーバーグ監督、チャニング・テイタム主演「マジック・マイク」の続編「Magic Mike XXL」。前作のラストでストリッパーを引退したマイク(テイタム)だったが、3年後、他の仲間たちも引退を決意し、最後にみんなでストリップ巡回興行ツアーを行うというストーリー。レビューはまずまずだったが、こちらも「ターミネーター」同様、独立記念日合わせの公開作にしては寂しいオープニングとなってしまった。共演はマット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、アダム・ロドリゲス、ケビン・ナッシュら前作からの続投組に、アンバー・ハード、エリザベス・バンクス、ジェイダ・ピンケット・スミス、アンディ・マクダウェルら新旧女優が新たに参加。また、ソダーバーグは今回、製作総指揮、撮影、編集に回り、長年助監督や製作としてソダーバーグを支えてきたグレゴリー・ジェイコブズがメガホンをとった。
その他9位には今年のサンダンス映画祭で観客賞とグランプリをダブル受賞した青春コメディドラマ「Me and Earl and the Dying Girl」が公開4週目でランクイン。クラシック映画のパロディ映画を自主製作する高校生のグレッグが、ガンに冒されたクラスメイトのレイチェルや相棒のアールと友情を育みながら成長していく姿が描かれる。監督は「Glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」といったTVシリーズの演出を手がけてきたアルフォンソ・ゴメス=レホン。
今週末は大ヒットアニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」のスピンオフ「ミニオンズ」に、ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、マシュー・グード共演のSFスリラー「Self/Less」、ホラー「The Gallows」が公開となる。

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