「思い出のマーニー」5月22日からアメリカでの公開がスタート
2015年5月22日 19:10

[映画.com ニュース] スタジオジブリの長編劇場アニメ「思い出のマーニー」が、5月22日(現地時間)からアメリカ公開される。英題は「When Marnie Was There」で、22日からニューヨーク、ロサンゼルスでの上映を皮切りに、全米各地で封切られる。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督が2作目の監督作として手がけた同作は、イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を原作に、心を閉ざした少女・杏奈と、謎めいた金髪の少女マーニーとの秘密の交流を描いた。国内では昨年7月に劇場公開され、今年3月に発売されたDVD&ブルーレイのプロモーションでは、フィギュアスケーターの高橋大輔とコラボレーションしたCMも放送された。
今年のアカデミー賞にノミネートされた高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」の配給や、「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」などジブリの旧作品のレトロスペクティブ上映を北米各地で行っているGKIDSが全米配給を手がける。声優は、日本版で高月彩良が担当した主人公の杏奈を「トゥルー・グリッド」でアカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルド、有村架純が演じたマーニーを、ドラマ「マッドメン」で人気のキーナン・シプカが担当。その他、「テルマ&ルイーズ」のジーナ・デイビス、「シュガー・ラッシュ」「シカゴ」のジョン・C・ライリー、「デスパレートな妻たち」のバネッサ・ウィリアムズら実力派キャストが、杏奈を見守る大人たちの声を担当する。
アメリカのマスコミからは「息をのむほど素晴らしい」(ハリウッド・リポーター)、「今までのスタジオジブリ作品と同じようにゴージャスな作品だ」(タイムアウト・ニューヨーク)といった声も上がっている。ロサンゼルスの映画館で7日間連続して一般上映されることでアカデミー賞へのノミネート資格も得られることから、「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」に続いて3年連続のジブリ作品のアカデミー賞ノミネートも期待される。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映