スコセッシ提供、モニカ・ベルッチ主演の社会派ドラマ「サイの季節」予告編
2015年4月20日 15:00

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシが提供、モニカ・ベルッチ主演で、イラン人監督バフマン・ゴバディがメガホンをとった「サイの季節」の予告編とポスター画像が公開された。
実在するクルド人詩人サデク・カマンガルをモデルにし、混沌の時代を生きた男女をスリリングに描いた社会派ドラマ。イラン・イスラム革命のさなか、詩人サヘルは反革命的な詩を発表した罪で投獄される。妻ミナは夫の帰りを待ち続けるが、夫が獄中で死亡したと聞かされ新たな生活をスタートさせる。実は生きていたサヘルは30年間の獄中生活の末についに自由の身となり、ミナの行方を探す。
「ペルシャ猫を誰も知らない」撮影後にイランから亡命したゴバディ監督が、トルコで撮影した。多くの映画祭で高い評価を得、マーティン・スコセッシがネームクレジットで称賛の意を表した。
予告編では、詩人サヘルが投獄され、禁固30年を言い渡されるシーンからスタート。偽りの死でこの世から存在を消されたサヘルと、夫を持ち続ける妻、そしてとある男の三角関係を匂わせながら、革命による暴力、そして男女の美しく官能的なシーンを映し、衝撃的なストーリー展開を期待させる。また、ベルッチが自身初となるクルド人女性を演じ、ペルシャ語で話すせりふが確認できる。
「サイの季節」は7月11日からシネマート新宿ほか全国順次公開。
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