MVP「るろうに剣心」2部作、ジャパンアクションアワード2015開催
2015年3月23日 17:10
[映画.com ニュース] 日本俳優連合アクション部会(委員長:谷垣健治)は3月20日、日本のアクション業界の一般的認知度の向上を目指し、「ジャパンアクションアワード2015」を東京・四谷区民ホールで開催。14年に公開された作品を対象に、アクションにおいて最も活躍した俳優・スタントマン、作品、スタントシーン、アクション監督を表彰した。今回が3回目となる。
開演と同時にオープニング映像と殺陣の演武が披露され、日本俳優連合の内田勝正副理事長が開会宣言してスタート。ベストアクションシーン賞は、「るろうに剣心 伝説の最期編」の志々雄 VS 4人からの剣心 VS 志々雄、「TOKYO TRIBE」のラストのアクション、「東京難民」のリンチシーン、「キカイダーREBOOT」のファイナルバトル、「イン・ザ・ヒーロー」のラストの立ち回り。ベストスタントマン賞は、佐久間一禎、富田稔、荒川真、佐藤健司、日野由佳が受賞した。
ベストアクション監督賞は、谷垣健治、浅井星光、匠馬敏郎、横山誠、森聖二。ベストアクション作品賞は「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」「KIDS=ZERO キッズゼロ」「TOKYO TRIBE」「太秦ライムライト」「牙狼 GARO 魔戒の花」。ベストアクション女優賞は武井咲、秋元才加、清野菜名、土屋太鳳、山本千尋。ベストアクション男優賞は佐藤健、中野魁星、鈴木亮平、石垣佑磨、唐沢寿明。そして、特別功労賞は、「仮面ライダー」「秘密戦隊ゴレンジャー」などのスーツアクターを務めてきた新堀和男が受賞した。
プレゼンターで樋口真嗣監督、水野美紀、倉田保昭、崔洋一監督らが登壇し、大友啓史監督、佐々部清監督、下山天監督、武正晴監督、雨宮慶太監督、そして女優の武井、秋元、清野、山本らが出席して華を添えた。「るろうに剣心」の大友監督は「ずっと香港映画の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』のようなアクションを3部作でやりたかった」と語り、女優たちは「今後もアクションに挑戦したい」と口を揃えた。
そして、MVPには昨年2部作で興収95.7億円の大ヒットを記録した「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」が選ばれ、武井が代表して崔監督よりトロフィーと副賞を受け取り、「すごくテンションがあがりました!」と喜びを語った。