太秦ライムライト

劇場公開日:2014年7月12日

解説・あらすじ

チャンバラ時代劇の黄金時代を支えてきた京都・太秦を舞台に、時代劇を愛する人々の現在を描いた人間ドラマ。太秦の日映撮影所に所属する香美山清一は斬られ役ひと筋の俳優人生を歩んできたが、近頃は若者向けの新たな時代劇の波にのまれ、出番を失いつつあった。そんなある日、新人女優のさつきと出会った香美山は彼女に往年の女優たちの面影を感じ、殺陣の稽古をつけることに。香美山の指導のおかげでチャンスをつかんださつきは、東京でスター女優としての道を歩んでいく。時が経ち、大作時代劇の主演を務めることになったさつきは、すでに引退した香美山との共演を熱望するが……。「ラスト サムライ」にも出演した斬られ役の第一人者で、「5万回斬られた男」とも呼ばれる福本清三が映画初主演を務めた。

2014年製作/104分/G/日本
劇場公開日:2014年7月12日

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映画レビュー

5.0 影と職人の美学に泣く!

2026年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

癒される

よっ、福本清三、日本一!
最後、声を上げたくなった。

斬られ役で有名な福本清三さんが主演の本作。
斜陽な世界に生きる職人の生き様を描き切った、なおかつ本格時代劇。

しかし本人が渋ったのか(そのように感じてならないが)、セリフはかなり少なく、影から見守る、または殺陣のシーンがほとんどである。とにかく出張らない。その分周りが喋って演技してと「映画」を作っていた。

だが製作陣は本当に福本さんのことをよく分かっていたのだろうな、としか思えない。というのも、影に潜むような佇まい、時代劇で培った所作、ごくわずかなセリフなど、そうした控え目すぎる主人公の描き方こそ、本当に描くべき斬られ役福本清三にしかない美学を体現していたと感じるためである。
また、ひとつひとつのショットが印象的なまでに美しいこともあり、
福本さんを見ていて本当に飽きなかった。
その絵になるシブさは、何か語りかけてくるような後ろ姿は、
クリントイーストウッドか、福本清三だ。

どこかで誰かが見ていてくれる。
育てた女優が大物になり、共演を果たす。
物語も王道ながらアツく盛り上がり、そこに松方弘樹さん含め一流の殺陣がちりばめられているとなれば決して本編、地味でもなく、むしろ超クール、激ハデでもあった。
これこそ地上波で放送すればいいのに、と思ったが、色々難しいのだろうなと思える展開もあり、もどかしさを感じずにはおれない。
そこまで縁の下の力持ちに徹しなくともいいのに。

ラスト近く、故郷で過去を思い出し、童心にかえって棒切れ片手に走るシーンがたまらなかった。一生、自分の好きなことをやり通せる人は少ない。そのつらかろうと幸せだったろう人生にもまた胸がいっぱいになっている。

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N.river

3.5 唯一無二な斬られ役

2026年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

あまりのレビューの高さと、侍タイムスリッパーを鑑賞した時に『福本清三さんに捧ぐ』とテロップを思い出し鑑賞しました。
福本清三さんの素朴な演技と、相反する唯一無二な斬られ役の迫力ある殺陣が良かったです。
時代劇が少なくなる中で、希少な斬られ役の切なさが侍タイムスリッパーと相重なり心に響く作品でした。

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ドアラッキー

4.5 もっと早く知りたかった

2026年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

侍タイムスリッパーで初めて知った福本先生。
ライムライトも見たことあるし、昭和の人間にはたまりません。
知らず知らずのうちに涙が溢れてきました、

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すーさん2

3.5 桜は散り際こそが美しい

2026年3月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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かぼにゃん