“日本で最も美しい村”美瑛で紡がれる人間ドラマ「愛を積むひと」特報が完成
2015年1月29日 12:30

[映画.com ニュース] 佐藤浩市と樋口可南子が2度目の共演で初の夫婦役を演じた映画「愛を積むひと」が、6月20日に公開されることが決定した。あわせて、北海道・美瑛町を舞台にした本作の特報映像とティザーポスターが公開された。
エドワード・ムーニー・Jr.のベストセラー小説「石を積む人」をもとに、「釣りバカ日誌」シリーズや「武士の献立」の朝原雄三監督のメガホンで、亡き妻からの手紙に導かれ新たな人生に向き合う夫と周囲を取り巻く人々の人間ドラマを描く。舞台は、原作小説のアメリカから、NPO法人「日本で最も美しい村」連合で美しい村第1号に認定された美瑛町に置き換えられた。
第2の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、東京から北海道へ移り住むことにした篤史(佐藤)と良子(樋口)は、かつて外国人が所有していた家で暮らし始める。家を囲む石塀を作って欲しいと夫に頼んだ良子だが、以前から患っていた心臓病が悪化しこの世を去ってしまう。悲しみに暮れる篤史のもとにある日、亡き妻からの手紙が届く。
特報映像では、美しい自然のなかで穏やかな第2の人生を始めようとする夫婦の仲睦まじい様子が、劇中歌として使用されるナット・キング・コールの「スマイル」の柔らかい調べに乗せて映し出される。佐藤扮する敦史が、男として弱さをにじませるカットも含まれ、良子からの手紙に涙する場面が収められた。
石塀の向こうに広がる美瑛の大地を収めたティザーポスターには、佐藤と樋口のほか、一人娘・聡子役の北川景子、石塀づくりを手伝う青年・徹役の野村周平、その恋人・紗英役の杉咲花、紗英の両親役の柄本明と吉田羊というベテランからブレイク必至の若手まで豪華な俳優陣の笑顔が並べられている。
(C)2015「愛を積むひと」製作委員会
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